CITYLIFE 地域情報紙シティライフ 重要文化財指定速報展『王賜銘鉄剣 いちはらが誇る至宝』~7/12㈰まで開催 市原歴史博物館~【市原市】 2026.05.28 【写真】副葬品 市原市能満の市原歴史博物館にて、重要文化財指定速報展『王賜銘鉄剣いちはらが誇る至宝』が7/12㈰まで開催されている。考古資料として市原市で初めて重要文化財への指定が決定した王賜銘鉄剣(おうしめいてっけん)は、文字が刻まれた国産の鉄剣として現存最古である可能性が高く、5世紀半ばのものとされる。共に稲荷台1号墳から出土した土器などの副葬品も、王賜銘鉄剣の年代やヤマト王権とのつながりの解明を進めるうえで重要な鍵となるため併せて指定の対象となり、今回初公開。鉄剣の銘文について銀象嵌(ぞうがん)とされていたものが金象嵌と判明したことなど、令和5~7年度に行われた調査で得られた最新情報も詳しく解説されている。 市の担当者は、「埋葬施設の痕跡が発見された稲荷台1号墳の墳頂部は、土の流失や木の根に影響を受けながら辛うじて残っている状態でしたが、そのような場所から発掘された遺物を学術的に報告できたことは快挙です。王賜銘鉄剣は、何物にも代えがたい市原の宝です」と、説明する。同展では、企画展関連講座、現地解説会などを開催予定。 稲荷台1号墳全景 さらに今年度同館では、重要文化財指定を記念した関連展示が目白押し。7/18㈯~9/23(水・祝)は、王賜銘鉄剣の時代を特定する根拠となった土器の解説展示『器ではかる古墳の年代~稲荷台1号墳の須恵器(すえき)と土師器(はじき)~』、10/10㈯~1/11(月・祝)は、令和8年度特別展『王と剣~王賜銘鉄剣と倭の五王の時代~』と題して、王賜銘鉄剣に刻まれた王の姿や、剣を賜った稲荷台1号墳の被葬者像に迫る展示、12/13㈰にはシンポジウム『王賜銘鉄剣が意味するもの』が開催される。実物を前に、王賜銘鉄剣にまつわる物語を味わう贅沢を、ぜひ博物館で!詳しくはHPか、問合せを。 王賜銘鉄剣・銘文 問合せ:市原歴史博物館 Tel.0436・41・9344 HP:https://www.imuseum.jp ・開館:9時~17時(最終入館16時半) 月曜休館(祝日の場合は翌平日) ・観覧料:一般300円、高校生200円、中学生以下・障がい者と介護者(同人数)無料 ・企画展関連講座『王賜銘鉄剣はなぜ特別なのか』 6/7㈰10時~12時 会場:同館 当日先着70人 ・特別体験『ネームプレートづくり』 6/21㈰10時~と13時半~ 各回定員10人 費用:200円 申込:同館当日8時半~ ・現地解説会 5/31㈰、6/28㈰ 10時半~11時半 同館集合 当日先着30人 ・館職員によるミニ展示ガイド 毎週日曜11時半~