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これぞ、乙女心をくすぐる可愛らしさ
- 2015/9/11
- シティライフ掲載記事, 市原版

市原市宿在住の田中エツさん(89)は、数年前から始めた『貝のお雛様』と『九難猿』作りをしながら毎日イキイキと暮らしている。『貝のお雛様』は、ハマグリやホンビノスに顔と着物となる布をボンドで付けたお人形。『九難猿』は苦難が去るという縁起物で、南天の木に九匹の猿を乗せた可愛らしい置物だ。
「どちらも人から貰った実物を見て、これなら私にもできそうだと見様見真似でやってみたのが始まりです。猿の頭はふうせんかずらの実で作っていますが、実自体が猿の顔なんです。最初に考えた人はすごいですよね」と田中さん。2年前に開催されたいちはらアート×ミックスにも出品をし、「珍しくて可愛い!」との声が多かったとか。「じっとしているより手を動かしているほうが楽しいし、集中できるから時間があっという間なんです」と笑う田中さんが作り上げた作品は数え切れず、色とりどりの着物を身に付けたお雛様や猿は、「プレゼントとしてあげると、とても喜んでもらえる」という。常連の姉ケ崎にある和食料理屋に提供した時には、「外国人のお客さんが来た時に、とっても可愛いと言われて、お店の方がプレゼントしてしまったみたいなんです。また持って行ってあげなくちゃ」と嬉しそうだ。
型紙や針、糸を使わずに作れる『貝のお雛様』や『九難猿』。裁縫が苦手な人や子どもたち、お年寄りでも、慣れて根気が続けば作業できるのが魅力的。作品は内田未来楽校内のカフェで入手可能。もしくは田中さんへ直接問合せを。
問合せ 田中さん
TEL 0436・92・1546
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