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体協通信 市原市のテニス振興にむけて
- 2016/5/6
- シティライフ掲載記事, 市原版

市原市テニス協会理事 小橋清司
10年ほど前、オーストラリアへテニス留学をした時、そのスポーツ環境には大変驚かされました。テニスが住生活の中に密着していて、家の周りに多数のコートがあり、毎週、子どもたちやジュニア、一般の様々な大会や練習が行われていました。
私はそんな体験をきっかけに、市原市の子どもたちがいつでもテニスを始めたいと思ったときに気軽に始められ、選手としても上達する機会を提供したいと思い、テニス協会として、テニスの普及・強化に取り組んできました。特に、ジュニア世代への普及活動には力を入れ、毎週、県立市原八幡高校をお借りして、小学生から高校生、一般の方と一緒に練習し、平成25年からは、帝京平成スポーツアカデミーに講師を派遣して、キッズ、ジュニア、一般の100名近くの方と一緒に汗を流しています。
さらに、ビギナーの子どもたちのための大会や、全国大会につながるトーマスカップなど、年々開催を増やし、昨年は5大会を開催するとともに、平成28年度には、トップレベルのジュニア選手が集まる関東テニス協会公認の大会を開催する予定です。今年の4月で、テニス協会の役員の専任化9年目になります。一緒にテニスを始めた小学生がもう高校生になり、その成長を間近で感じられたことは大きなモチベーションになっています。
最近、錦織圭選手等の活躍で、テニスを始めてみたいという子どもや一般の方が増えています。その一方で、テニスクラブが市内にないなど、指導者の数も限られており、帝京平成スポーツアカデミーでもキャンセル待ちが発生しています。テニスでは、サッカー協会のような指導者育成方式が地元まで根付いていません。指導者の育成もテニス振興の課題と捉え、講習会などの企画を検討しています。子どもたちのテニスを通した健全育成に向け、お手伝いいただける方、担当までご連絡いただければ幸いです。
最後になりますが、日ごろ、当協会へ御協力いただいておりますテニス協会の会員の皆様や市原市、体育協会、帝京平成スポーツアカデミー、学校開放で御協力いただいている市原八幡高校関係者の方々には、心から感謝申し上げます。
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