国内トップフローリストによる ジャパンカップ

『花金本店』青木店長が全国大会出場

 ギフトフラワーをメインに、日本最大の花市場、太田市場から仕入れた最高品質の花々を数多く取り揃えている『花金本店(五井中央東)』。同店の青木大輔店長が花キューピット共同組合主催『2014ジャパンカップ南関東ブロック代表選考会』で、同組合会長賞第一位を受賞した。

 後日ビッグサイトで開催された全国大会においては残念ながら入賞を逃したが、向上心の強い青木さん、「全国大会には4回目の出場となったが、入賞できず悔しい。来年も挑戦したい。最短で日本一を獲りたい」と意欲満々。

hanakin2 デザイン性と商品としての完成度が問われる日本一のフローリストを決めるジャパンカップ。「大会では、与えられたテーマで、用意された花材を使い、花束とテーブルディスプレイ用の花を30分ずつで作る。最初の花材選びから勝負ですね」と話す青木さんは、同大会で優勝している教え子を持つ師のもとで学ぶため、毎月仕事の合間を縫って都心まで通っている。

 さて、8月になると、季節を先取りと店頭を飾る秋の花々。リンドウやコスモス、ワレモコウが定番人気。猛暑続きの夏は、切り花も持ちが良くないと買うのをためらう人がいる。そんな人に青木さんは「水は腐るので、こまめに入れ替えてあげること。そして、薬(延命剤)を入れたり、花瓶に漂白剤を2、3滴垂らして、そこに花を差してあげるとバクテリアの繁殖を防ぐので腐りにくくなり良いですよ」とアドバイスする。

 お盆が過ぎると秋のお彼岸。お彼岸に供える花といえば、昔は菊の花が多かったが、最近では故人の好きだった花を買い求める人が増えたとか。青木さんも、「種類が豊富で品種によって日持ちのいいトルコキキョウやカーネーション、バラなどもアレンジしてほしいというお客様もいらっしゃいます」とのこと。

 9月末に本店のリニューアル工事に入るが、営業は通常通り、店舗のバックヤードで続ける。
「花は贈り物にすることが多い方も是非、普段の暮らしの中に花を取り入れてみることをオススメします。花が一輪飾ってあるとないのとでは全然違うと思います。生花は疲れた心を癒してくれたり、リフレッシュさせてくれます。どうぞ、お気軽に一輪でも花を買いに立ち寄ってください」と青木さんは笑顔をみせる。(内田)

問花金本店(市原市五井中央東2・18・6)
TEL.0436・22・4187
(営)9~22時 年中無休

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1.  市原市姉崎小学校を拠点に活動している剣道『錬心舘市原道場』。設立は1987年と長い歴史を持ち、小中学生を中心にこれまで数多くの卒業生を育て…
  2. 【写真】本須賀海岸(当写真は特別な許可を得て撮影しています)  マリンアクティビティのイメージが強い九十九里エリア。成田国…
  3.  マザー牧場(富津市)では、2~3月が羊の出産シーズン。今年は約20頭が出産。第1号は2月22日に生まれた品種「サファーク」の女の子。黒い顔…
  4.  鉄道写真愛好家の皆さんへお知らせです。今年6月6日(木)~6月11日(火)に開催予定の『小湊鐵道を撮る仲間たち展』に写真を出展いただける方…
  5.  新芽が出始めた春の里山を散策してみた。葉の色や形、大きさなど種類の多さが感じられる。葉の多様性といったところか。  そんな中で高い木の枝…
  6. 【写真】チバニアンガイドの皆さん  2020年1月、市原市田淵の地磁気逆転層を含む地層『千葉セクション』がGSSP(地質年…
  7.  前回、近い将来起こるであろう世界的な食糧問題について書きましたが、多くの学者は、私達が生き延びるには人間が何万年と育んできた古来からの農法…
  8. 【写真】『音楽堂in市原《私の十八番》ガラコンサート』にて。ヴァィオリン・川井郁子さん、ピアノ・熊本マリさん  市原市市制…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  市原市姉崎小学校を拠点に活動している剣道『錬心舘市原道場』。設立は1987年と長い歴史を持ち、小中学生を中心にこれまで数多くの卒業生を育て…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る