足にピッタリの靴を選ぶ

 9月26日に市原市勤労会館で市主催の消費生活講座『足に合った歩きよい靴の選び方』が開かれ、約50名が参加した。講師は(一社)東靴協会会長の小堤幸雄さん。
 全身の2%に過ぎない足裏の表面積。だが、その2%に全身の体重がかかっており、歩くとその2~3倍、ジャンプすると6倍もの体重が足にかかっていく。人間の骨は全部で約206個あるといわれているが、その内の約4分の1が足の骨であることも頷ける。そして全身を支える大切な足を守る役割を果たすのが靴だ。靴選びは健康に大きく関わってくる。では、どんなポイントで靴を選んだらよいのか。購入する際には必ず両足とも試し履きをして歩いてみること。指が締めつけられていないか、履き口が足にくい込んでいないか。つま先がぶつかるものはもちろんNGだ。歩行時の足の動きを考えると10ミリ以上の余裕が欲しい。甲は深めのものがよい。購入するのは足と靴に関する専門知識を持つシューフィッターのいる店がお勧め。足にピッタリと合った靴を選択、または微調整を行ってくれる。店頭で「シューフィッターさんはいますか」と尋ねてみるとよい。足がむくんでくる夕方に試し履きをしてから購入すると安心だ。
「ぴったりと足に合う靴は履いた時に軽く感じるはず。合った靴に出会えたら、その感覚を覚え、少々高くても手に入れて下さい。普段履きはいいものを長く履く方がお得ですよ」と小堤さん。女性のハイヒールは足への負担が大きいので、2時間以上の立位は避けるのが好ましい。パーティー会場などで履き替えるのも手。お洒落なデザインも大切だが、たまには足を労ってあげてはいかが。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】各賞受賞作品の監督。前列左から2番目は映画祭実行委員長、後列左端は審査員のミヤザキさん。グランプリ受賞の全監督は前列左から3番目。 …
  2.  若い人がイチバン集まりたくなる街イチハラヘ! 未来に向けて動き出す「イチハラ」が、新しい「しあわせ」を発信する2024年の3日間、その各講…
  3.  キセキレイは、よく街中で見かけるハクセキレイの仲間ですが、個体数が少なくなっていることや、渓流や川原などの水辺を好んで生息しているため、ハ…
  4. 【写真】神明さん(左)と宗形さん  丸みのある可愛いフォルムから奏でられる心地よい音。それこそ、オカリナの最大の特徴である…
  5.  今年の夏休みのこと。学童保育のイベントで夏祭りを企画し、子どもたちは、紙で作ったお金で出店屋さんで買い物をしました。一人5百円をどう使うか…
  6.  9月の終わり頃にチャドクガの幼虫(毛虫)の毛に触れてしまったようです。チャドクガは蛾の一種で毛先に強力な毒を含んでおり、お茶の木、サザンカ…
  7.  私の生まれ育った芦別は北海道のほぼ中央に位置し、四季折々の美しい自然と星空に恵まれた町です。  昭和59年に「星の降る里」を宣言し、昭和…
  8.  きつね色にこんがり揚がった生地と香り高いカレーの取り合わせが人気のカレーパン。市原市五井西の『クロワッサンファクトリー五井店』の『じっくり…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】各賞受賞作品の監督。前列左から2番目は映画祭実行委員長、後列左端は審査員のミヤザキさん。グランプリ受賞の全監督は前列左から3番目。 …

スタッフブログ

ページ上部へ戻る