「かわいい」!月花美人

 育てやすく、形や色の種類が多いことで人気の高い多肉植物。6月17日、加茂公民館主催事業『多肉植物でアレンジ』が開かれ、9名が寄せ植えを作った。講師は市原市大久保に住む千葉県生涯大学校の元教授、下中和夫さん。「原産地は乾燥地帯。梅雨から夏にかけては湿度が高いので水は控えめに」、「冬の保温は鉢を発泡スチロールの箱に入れると良い」など育て方を聞いたあと、受講者は作業に取り掛かった。
 使ったのは月花美人、ビロード茜、月兎耳など植物の特徴を表す名のついた5種類。土はプランター用の培養土と赤玉土を8対2の割合で混ぜて使う。マグカップ、軽石を素材にした鉢など大小の器を持参した受講者はサイズに合わせ、「ぎっしり入った」、「斜めでもいいかな」と2、3種だけ配置したり、空いた場所に土を足したりして植え替える。「鉢はプリンカップや製氷皿などアイデア次第で楽しめる」そうだ。
 下中さんが「鉢底ネットはアルミの針金を通し固定するとずれない」、「葉の間に入った土はストローで吹けば取り除ける」など植え方のポイントを教え、作業台の間を行き来すると、受講者は「かわいい」、「朝、癒されそう」と満足した様子で自作を眺める。「植えたときに落ちた葉は日に当てておくか、土に挿せば根が出る」と聞くと、大事そうに拾い集める女性もいた。
 下中さんは「太陽の光を浴び、手を動かす園芸は健康に良い。もっと植物に親しんでもらいたい」と笑顔で講座を終えた。

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