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家族で楽しむお花見 チアダンスもあるよ
- 2017/3/24
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桜台中央公園の緑と水上にかかる赤い欄干の橋がアクセントを添える深城池。周囲は散策やジョギングが楽しめる遊歩道が巡っている。2007年には地域住民に憩いの場を与えるスポットとして第7回都市景観賞奨励賞を受賞した。特に美しいのは池周辺エリアの約500本の桜が満開になる季節。今年も3月末から4月初めに、『深城池桜まつり』のイベントとライトアップが行われる。
2015年開催初回の来場者は延べ千人、昨年は3千人。深城池桜まつり実行委員会広報担当の舘野さんは「今年は5千人目指したいですね」と張り切っている。お花見の楽しみを倍増するライトアップを「昨年より規模を拡大します。幻想的ですよ」と顧問の太田さんと広報部長の秋元さんは胸を張って勧める。
イベント日の舞台は老若男女が楽しめる出し物が目白押し。午前中は勇壮な市原山火太鼓、市原みのり幼稚園園児と有秋南小学校児童による元気な踊り、有秋中学校出身の高校生によるダンスとアルトサックス演奏や有秋中学校吹奏楽部の演奏、『千扇(ちせん)流一秀会』の日本舞踊が登場。午後からは市原中央高校合唱部、自ら作詞した『養老桜』を歌うNO MOSSさんと歌手の田才靖子さんが出演する。最後は木更津総合高校チアリーディング部と千葉大学チアリーディングサークルがそれぞれ華やかに盛り上げるというから終日目が離せない。
お祭りに欠かせない屋台も、自治会有志『桜台倶楽部』、婦人会『さくら』、地域の環境美化をする『花ボランティア』、歌謡サークル『歌謡勉強会』ほか20近くの団体がコロッケ、焼きそば、おでん、焼き鳥など販売する。フィリピン出身住民の外国料理、手芸品や雑貨販売、住宅や車販売店の出店もあるので目移りしそうだ。
現在、桜台町会やPTA関係者の有志を中心とした同実行委員会は、立ち上げ時のメンバーに30代から40代の若手も加わり25人。舞台やライトアップ用の松明などを全て手作りし、池の周囲に生い茂るツタや雑草を刈り取る整備も行ってきた。
準備に余念がない舘野さんは「年代を超えた人たちの交流と地域活性化を目指し、桜台、深城、椎の木台、椎津のみどり町など周辺町会との連携も図っています。会場内にはテーブルやシートが備えられたお花見エリアも設けるので、家族団らんの機会にしてほしい。ぜひ見に来てください」と話した。
期間:3月27日(月)~4月2日(日)
ライトアップ:3月31日(金)と4月1日(土)18時~20時(雨天中止)
イベント:4月2日(日)10時~15時半(雨天決行、荒天時は中止の可能性有)
場所:市原市桜台1丁目深城池(JR姉崎駅より桜台団地行バス、桜台団地入口下車徒歩1分)
P:JA市原市桜台支店農産物直売所奥
問合せ 桜台自治会館
TEL 0436・66・1341