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ハーブ王子のしあわせ健康レシピ 1
- 2017/3/31
- シティライフ掲載記事, 市原版
- ハーブ王子のしあわせ健康レシピ

皆さん初めまして。陽気もだんだんと暖かくなり、野の草花も一斉に芽を吹きだす季節になってまいりました。これから一年間、素敵なハーブの世界を知ってもらうべく、ハーブ王子こと私、リョージが皆様と一緒に、楽しみながら学んでいきたいと思います。
さて、皆さんは「ハーブ」というとどんな事を連想しますか?ハーブティ?アロマ?それとも料理?そう、ハーブの使い道は思いの他たくさんあります。キャンドル、石鹸、防虫剤、薬、リンス、ポプリ入浴剤、それからお部屋に飾るリースなど、普段気が付かないところでも様々な分野で活用されています。
ハーブの歴史はたいへん古く、最近の研究では原始時代からすでに胃や歯痛のために使われていたことが分かっています。そう、ハーブは人類の歴史が始まった何十年も前から使われてきたのです。ですが、科学の発達と共にその恩恵は次第に忘れ去られるようになってしまいました。安易な人工的な物に取って代わられるようになってしまったのです。
よく「ハーブは敷居が高そう」という声を耳にしますが、そんな事はありません。自分の生活の中に、少しだけ取り入れてみればいいだけなのですから。ハーブの世界に失敗はありません。もし料理などでハーブを使いすぎてしまったなと感じたら、次からはちょっぴり加減を変えてあげればいいだけなのです。
早朝に、自分で摘んだハーブの葉にお湯を注ぎ飲んでみて下さい。たちまち身体中にエネルギーが沸き上がってくるのを感じるはずです。ラベンダーやミント、カモミールの香りを胸いっぱいに吸い込んでみて下さい。世界中の幸せを独り占めしたような気分にさせてくれるはずです。それでは、今から素敵なハーバルライフを楽しむための、代表的な6つをご紹介します。
●ローズマリー…お肉料理、ティーなど。認知症予防効果あり。
●ミント…ティー、お菓子の香料、歯磨き粉など。
●カモミール…風邪をひいたときのティー、お菓子、入浴剤など。
●ラベンダー…香料、防虫剤、入浴剤など。
●セージ…お肉料理、ティー、防虫剤など。殺菌効果あり。
●タイム…料理、ティー、入浴剤など。
以上のどれもが皆さんが耳にした事があって、ガーデニングセンターで簡単に手に入る物ばかりです。殆どのハーブは丈夫なので、お庭に植えても鉢植えしても大丈夫。
さあ、これから貴方もハーブと共に、思いっきり幸せな気分を味わってみませんか?
長谷川良二。市原市在住。ハーブコーディネーター、ガーデニングコーディネーター、歯科医師。公民館でのハーブの指導や、料理教室を開催しながら自然栽培で野菜を育て、養鶏、養蜂にもトライ中。