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ゲートボールのいま
- 2017/6/23
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市原市ゲートボール協会
当競技は昭和22年戦後の混乱期、子供たちのためにと北海道の一住民が戦地で見た競技を参考に発案しました。全国に普及してから70年の星霜を重ねた現在は、世界50カ国以上の国に普及し、国際大会まで開催されるまでに至っております。
ちなみに会員人口は中国が断トツで、日本が2位だそうです。従って成績の方も常勝と云ったところです。
一方国内においても、最近はジュニアクラスに創立の主旨に回帰の一端を伺えるに至ったと思っております。中学校、高校で部活動に取り入れられ、全国大会の開催や地域の親善試合を実施するなど、明るい将来が展望されているのではないでしょうか。この活動が全国に一日も早く展開されることを祈って止みませんが、力強い時代の再来を期待しております。
私どもの現状は市内各地でチームを編成し、練習日を決めてプレーしています。そして定期的に開催される大会にて、その成果を一喜一憂しております。勝敗の結果はともあれ、知らず知らずのうちに健康の保持に大いに役立っております。会員同士の会話に異口同音に聞こえるのは、プレーを続けていて良かったの一言です。
この競技は簡単に云えば、自分の球を守りながら相手の球を狙って倒すという競技です。単純な行為ですがその方法に楽しさがあります。従って年齢や男女の別など問いません。どなたでも容易に取り組めます。皆さんもプレーしてみませんか。楽しんでみようかと思われる方は、お住まいの地区に会員が居りますので気軽に話してみてください。協会においては初心者のために随時、講習会を開催しておりますので声掛けしてください。
参考までに、94歳の方が先頭に立って練習に対外試合にと頑張っておられます。90歳台の会員は数人おりますので、皆さんお待ちしております。
先にも申し述べましたが、遠からずしてジュニアの方々の顔を見受けられる日も来るものと信じ、一日も早く交流のプレーが出来ることを望んでおります。