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冬の寒さに明るい光を
- 2019/1/25
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昨年12月、姉崎公民館で開催された『ものづくり教室 ステンドランプシェード作り』。参加者の小学生から大人まで12名は、『まちのせんせい』こと森眞一さんに教わりながら約2時間かけてカラフルなランプシェードを作成した。
「デザインは簡単。和紙に自分の名前を墨で書いて色を塗るだけです。ローマ字でもひらがなでもOK。あくまでも模様なので、綺麗な字である必要はありません」と冒頭に説明する森さんだが、参加者たちは下書き用のデッサンに夢中。文字の組み方や大きさへのこだわりは、「こんなに悩むと思わなかった!」と、森さんが驚くほど。
鉛筆でデザインを決めると、和紙に墨で実践。「黒い部分が映えるので、墨はなるべく太く塗りましょう」という指示に従い、和紙にははっきりとした文字が並ぶ。墨を軽く乾かした後、今度は区分けした部分に赤、黄色、紫など6色の色を自由に塗っていく。「暖色系の色でまとめました」と話す女児の手には、見るだけでほんのり温かさを感じる作品があった。
そこまで出来れば、後は専用のビニールでラミネートするのみ。端を両面テープで留めて丸くすれば完成だ。「中に豆電球を設置して暗闇で光らせても綺麗ですが、丸めずにそのままの状態でガラス窓に貼れば光が差し込んだ時にステンドガラスのようでオススメです」と、森さんのひと声。
完成したお互いの作品を見て回りながら、「こういう文字の書き方もオシャレだったな」、「とにかくカラフルにしました」など感想も様々だった。森さんによるものづくり教室は全4回予定。日程や参加方法など詳細は問合せを。
問合せ 姉崎公民館
TEL 0436・61・0124