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「みんなが輝く未来をみんなで創る」 ~市原市の未来を描く市民対話がスタート!~【市原市】
- 2024/8/29
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【写真】 小出市長と南雲氏の対談
市原市は、2026年からの新たな総合計画を策定するため、市民との対話をスタートしました。7月28日に市民会館で開催されたキックオフイベントでは、約300人の市民が参加し、『幸せ』をテーマに、小出市長と一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事の南雲岳彦さんによる講演や対談が行われました。
総合計画は、市原市のまちづくりの方向性を示す最も上位の計画です。市原市は、新たな総合計画の策定において、市民一人一人の幸せ、いわゆる『ウェルビーイング』を重視し、誰もが幸せを実感できるまちをみんなで描き、みんなで創るため、地区別、若者、女性といった様々な人々との対話に取り組んでいます。
小出市長の講演では、「予測困難な時代では、これからの社会の動きを想像し、未来を見据えた新たなまちの姿を描くことが重要」であり、「市民一人一人が幸せを実感できるまちの実現にむけ、あらゆる世代、様々な地域やテーマごとの対話によって、多くの市民の思いを受け止め、市原市の未来を市民とともに描いていく」という決意が示されました。
続いて、多くの自治体でウェルビーイングを推進する取組みに関わっている、一般社団法人スマートシティ・インスティテュート専務理事の南雲岳彦さんの『ウェルビーイングとは何かについて』の講演。「ウェルビーイングとは、健やかで、孤独ではなく、成長が実現できる状態」のことで、「経済成長が必ずしも生活満足度や幸せの実感につながらないことが分かってきており、自分の人生を自分で決めている実感(人生の選択自由度)や他者への寛容性(多様性、包摂性)が幸福感を向上させるヒントだ」などのお話がありました。
講演の後には、小出市長と南雲さんによる対談が行われ、小出市長は、「市原市は全国からの移住で人口が増加し、価値観の違いを受け入れられる市民性がある」と市の魅力を語り、南雲さんは、「データを活用し、それぞれの違いを知りながら、どうしたらよいか話し合うとスムーズだと思う」とデータの重要性を強調しました。
また、ウェルビーイングを感じる瞬間は、お二人とも、仕事が終わってからの一杯と、家族と過ごす時間だそうで、意見が一致していました。
市原市は、今回のキックオフイベントを皮切りに、多くの市民の皆さんと対話を重ねながら、『みんなが輝く未来をみんなで創る』を旗印に、新たな総合計画の策定によって、市民一人一人が幸せを実感できるまちの実現を目指します。(写真・文:市原市総合計画推進課)
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市原市では、皆さんの幸福度や満足度を測るアンケートを実施しています。
アンケート結果は新たな総合計画の策定に活用いたします。是非ご回答をお願いします。