思いやりとふれあい、心も健康になる麻雀クラブ

 茂原公園内にある茂原市老人いこいの家で、「飲まない、吸わない、賭けない」をモットーに健康麻雀を楽しんでいるクラブがある。千葉県生涯大学校の在校生と卒業生、60~84歳までの約50名が所属する『健康麻雀セミナー』だ。頭の体操にと同校のクラブ活動として14年前に発足した。毎週金曜の朝から夕方まで、手作りの折りたたみ麻雀卓7、8台を使い和気あいあいと対戦に興じている。
 「初心者で訳がわからないままやっています。皆さんが優しく教えてくれるから」と言いながら、たくさんの点棒を稼いでいる女性や談笑を楽しみにやって来る人もいる。対戦するメンバーはくじ引きで決めるので色々な人と交われるのもいいところ。年に2回行うクラブ内での大会では成績優秀者に賞品が出る。それを励みに腕を上げようと頑張る人も。さらに意欲のある人は、『ふれあい健康麻雀交流大会』、県大会や国内大会の先にある、ねんりんピックや国際大会への出場をも視野に入れ、国際公式ルールにのっとった対戦に打ち込んでいる。
 「麻雀だけではなく、人と人とのつき合いも楽しさの秘訣」と広報担当の市川充子さん。「礼で始まり礼で終わる。勝負も大事だが、時には負けが込んでいる人に素知らぬ顔で振り込むなど、みんなが気分よく1日を終えられるようお互いを思いやっている」と笑顔で話す。奥深い頭脳競技を楽しむとともに、心の内を話したり健康状態を気づかい合ったりできる仲間とのふれあい、居心地のよさも同クラブの魅力なのだとか。
 「対戦相手が1人足りないときに、人工知能ロボットが参加してくれたら面白いわね」と市川さんは笑う。

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