- Home
- 外房版, シティライフ掲載記事
- 時代はオンライン!? アートイベントでちば文化資産を身近に【千葉市】
時代はオンライン!? アートイベントでちば文化資産を身近に【千葉市】
- 2020/8/20
- 外房版, シティライフ掲載記事
- 内房
千葉ポートタワー1階の市民ギャラリーでは、9月6日(日)まで千葉県主催による『ちばアート祭2020』が開催中だ。同イベントは、『ちば文化資産』が作品のテーマとされ、参加者や来場者など様々な人が参加および体験できることを趣旨として行われている。『ちば文化資産』とは、景観やイベント、祭りなど伝統的なものに限定することなく、千葉県の文化的魅力を再認識することを目的に2018年県民が選定した『多様で豊かなちば文化の魅力や特徴づけるモノやコト』を示し、全部で111件が認定されている。
8月4日から16日までは、千葉県立美術館第7展示室にて公募作品をすべて展示。昨年12月5日から今年5月25日までに行った募集では、絵画、写真、インスタ部門で計801点の応募があった。期間中に『ちばアート祭2020みんなの絵画・写真公募展』として展示された作品らは、絵画と写真の各部門で年齢区分で3名ずつ、インスタ部門で3名の計21点をちばアート祭賞として選定した。現在開催中の千葉ポートタワーでは、それら21点を観覧することができる。
そして、今回初めての試みとして行われたのが、オンライン美術館およびオンラインワークショップ。オンライン美術館は、コロナ禍で外出を憚られることも多い昨今、人ごみを避けて、実際に会場に展示されている作品をスマートフォンやパソコンで鑑賞できる仕組み。
また、オンラインワークショップでは、8月8日(土)から三週にわたり土曜日にライブ配信を決行。初日の講師は、千葉県のアートイベントで『絵』のジャンルで活動をしていて、服飾ブランド提供や書籍装丁、舞台美術などで実績を重ねる近藤康平さん。翌週は、千葉県木更津市出身で、日本国内を中心に多くの個展グループ展に参加し、古着を用いた家具のリメイクプロダクトを行っている大川友希さんが登場。ラストとなる22日(土)14時から15時には、千葉県山武市出身のバルサミコヤスさんがオンラインワークショップを開催する。テレビ界で美術スタッフとしての経験をもつバルサミコヤスさんは、2012年よりおもしろアーティストを名乗り活動中。地元の人々とコラボしたアート作品や立体作品、アーティストのジャケット写真なども手掛けている。どんなワークショップが開催されるのかは配信を見てみてのお楽しみ。
外出できないとストレスを溜めるのではなく、どうやって楽しみを見つけるかも、今の状況を打破する課題なのかもしれない。同イベントおよび詳細は問合せを。
問合せ:ちばアート祭2020運営事務局
TEL.043・201・8811
mail:art2020@onionnews.co.jp
公式HP https://chiba-art2020.com/
Facebook https://www.facebook.com/chibaartfes/
Instgram https://www.instagram.com/chibaartfes/