小水力発電に注目!

環境問題に取り組む
小水力発電に注目!

 6月5日(水)、市津公民館で『小水力発電』について学ぶ講座が開かれた。そもそも『小水力発電』とは何なのか。講師に招かれた新工法開発研究所、取締役研究所長の川本正男さんは「地球上の化石燃料、特に原油はあと45年で尽きてしまうといわれている。今あるものを延命しようとハイブリッドへの変化や、太陽光や風力発電など様々な試みも行われている。まだあるもので石炭、天然ガス(LNG,LPG)があげられるが二酸化炭素の排出量が多いのは周知の通り。そこで目をつけたのが小水力発電だ。従来の水力発電と違い、ダム等の環境破壊を起こす施設を必要としない身近な小川や滝、農業用水路を使って発電する技術のこと」と丁寧に説明する。
 同研究所はすでに市内田淵にある実験発電所を使用して、発電設備の耐久性について追跡実験を行っている。「あまり普及していない理由として、小水力発電は利水占有権を得ることや装置の効率の悪さ、電力の売買制度など様々な付属的問題がある。それでも環境問題を考え、水利権の申請を必要としない工業用水路や下水処理施設、農業水路にも目を向けている。私達は古い技術に新しいものを融合させ最新のものを編み出していく必要がある」と川本さんは続ける。
 東日本大震災以来の原子力発電への恐怖や不信感などから、電気に対する受講者の聴く姿勢も真剣そのもの。家庭で使われる電気量や小水力発電装置に関する質問を次々と川本さんに投げかけていた。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  5月26日(日)、市原市市民会館の大ホールで『第17回 シニアアンサンブル全国大会 創立25周年記念』が開催される。主催はNPO法人全日本…
  2. 【写真】メインビジュアルデザイン:岡﨑 真理⼦(REFLECTA, Inc.)  千葉県誕⽣150周年記念事業の⼀環と…
  3.  初夏のこの時期、夕暮れから夜にかけて「ホッホウ、ホッホウ」と繰り返す声を耳にすることがある。アオバズクの鳴き声だ。木の樹洞を巣にするので、…
  4.  移住者の視点で、いすみ市と周辺の魅力的な場所をまとめたガイドブック『田舎歩き方・ 暮らし方♯1 千葉県いすみ市とその周辺2024』が4月2…
  5.  ティラノサウルス、トリケラトプス親子、ベロキラプトルなど、紀元前3000年前に存在した巨大な恐竜たちが千葉港に大集結。  リアルな恐竜ロ…
  6.  文学を愛する仲間たちが発刊する文学同人誌『槇』。46年前の1977年(昭和52年)に設立された『槇の会』が発行している。  同会は、『雪…
  7. 【写真】アブドゥルラーマン・アブダラ『最後の3人』(平三)  千葉県誕生150周年記念事業『百年後芸術祭~環境と欲望~内房…
  8.  市原湖畔美術館では、百年後芸術祭|内房総アートフェス|の一環として『ICHIHARA×ART×CONNECTIONS|交差する世界とわたし…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  5月26日(日)、市原市市民会館の大ホールで『第17回 シニアアンサンブル全国大会 創立25周年記念』が開催される。主催はNPO法人全日本…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る