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本の多さにビックリ 一日図書館員
- 2014/9/5
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夏休み恒例の企画『一日図書館員』が市原市立中央図書館で7月末に行われた。取材した30日午前の部の参加者は市内小学4年生から6年生までの8人。
まず図書館職員からクイズ形式で教わったのは同図書館が平成3年に開館し、蔵書は約72万冊あることなど。図書を管理するラベル記号も913は日本の話、486は昆虫、Eは絵本と学び、並べ方の練習をした。さらに二人一組になって紙芝居を上演し、緊張をほぐしてカウンターへ。来館者に元気よく挨拶し、図書の貸し出しや返却を受け付ける作業をこなした。子どもたちの多くが「楽しかった」と笑顔で話したのは返却された本を書棚に戻す仕事だった。
見学は普段は入れない書庫や事務室など。子どもたちは重い電動の書架が動くのを見て面白がったり、窓のない書庫の暗闇に少し怖がったり。4年生の男の子は「本がたくさんあった」と驚いていた。最後に館長から「よくがんばりました」と修了証が手渡されると嬉しそうに持ち帰った。
今年7月から同図書館児童室では子どもたちに『読書手帳』を配布している。読んだ本が50冊になれば手作りプレゼントがもらえるそうだ。