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こでまりの夢
- 2018/4/27
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~子どもの幸せについて~
今の大学生や専門学生に将来の夢について聞いてみると、お金持ちになりたいとか、社長になりたいとかではなく、「幸せになりたい」と答える人が多いのだそうです。幸せって人それぞれなので、自分が幸せだと感じることができればいいのかなと思います。では、子育ての最終目標って何だろう?と考えてしまいます。子ども自身が幸せだと感じられるような人になれることが目標だとすれば、親の役目とは何でしょう?
幸せの基準は人それぞれ違いますが、その子なりのやりたいことがきっとあるはずです。早い段階で見つけて伸ばしてあげることも一つ。友達との関わりやコミュニケーション能力を育てるのも一つの考え方です。その子にとって最善のやり方で、将来に繋がっていくように支援するというのが今の教育の考え方ですね。
新学期を迎え、入園・入学・進級して新しい環境で子ども達は頑張っています。これからたくさんの人の中で様々な経験・体験をしていくことでしょう。時には、辛く悲しいことも起きるかもしれません。それも糧として、人は強くなっていくのです。家庭の中で自分は価値ある存在だということを知った子は、積極的にやりたいことにチャレンジできるでしょう。子どもが頑張っている姿を応援し、時には支援しながら、家庭と学校、そして地域で子どもたちを育てていけるように、皆で協力していきたいですね。
中嶋 悦子(なかしま えつこ)
1965年生まれ。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。ありんこ親子保育園理事長。エッセイスト。
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連絡先 TEL.0475-53-3509