いちはらふるさと点描~国府総社 飯香岡八幡宮~

 内房線の八幡宿駅西口から歩いて10分程にある飯香岡八幡宮は、白鳳3年(675)天武天皇の勅命により八幡宮として創建されたといわれています。千葉県市原市八幡にあり、「八幡」の地名の由来となりました。国指定重要文化財になっている本殿をはじめ、境内に県指定や市指定の文化財になっているものが数多くあります。
 境内に入ると立派な木造の鳥居があります。その手前にある巨大な灯籠も迫力満点です。参道を進んだ先には、千葉県指定有形文化財の拝殿があります。周辺には市指定天然記念物になっている夫婦銀杏の御神木があります。鳥居の左手側には、噴水と朱色の小さな橋が架かっている放生池があり、彼岸花が咲き撮影ポイントでもあります。
 例年、旧暦の8月15日には飯香岡八幡宮秋季大祭があります。平成12年度からは前後の日曜日に神輿の渡御が行われるようになりました。5基の神輿が街を練り歩きます。屋台も数多く出されます。普段の参拝はもちろん、お祭りも一度見に行かれてみてはいかがでしょうか。
(市原市写真連盟 ちはら台フォトクラブ 藤川欣三)

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