ふるさと点描~昭和の森~

 昭和の森は、千葉市緑区にある面積105・8ヘクタール、東京ドーム約23個分という市内最大の公園です。公園西側の展望台(海抜101メートル)からは、九十九里平野と太平洋を一望し、草花や樹木、野鳥や昆虫など多くの種類の植物や生き物が見られます。
 園内は、広い芝生広場やローラー滑り台、アスレチック遊具、サイクリングコースがあり、子ども連れで一日楽しむことができます。お花見広場や梅林、ハナショウブ園、アジサイ園、下夕田(しもんた)池、竹林は四季折々の美しさを見せます。特に3月のカタクリや5月のツツジはきれいです。6月から7月は、アジサイ、スイレン、ホタルが見ごろです。
 写真は下夕田池。山からの湧水が水源で、野鳥観察に最適だそうです。咲いているピンクと白のスイレンの花は、例年、8月上旬まで見られます。
 また、動いて鳴く恐竜たちを間近で楽しめるイベント、恐竜王国ダイナソーキングダム(別途入場料800円・11月26日まで)も実施中です。昭和の森へは、JR外房線土気駅南口より徒歩30分、またはバス「昭和の森西」下車徒歩5分。有料駐車場あり。公園入場料は無料。
(市原市写真集団サイクルフォト 秋元正弘)

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…
  2. 【写真】教室の講師と子どもたち  JR浜野駅前と五井駅前でダンススタジオを経営する堀切徳彦さんは、ダンス仲間にはNALUの…
  3.  市原市不入の市原湖畔美術館にて、企画展『レイクサイドスペシフィック!─夏休みの美術館観察』が7月20日(土)に開幕する。同館は1995年竣…
  4. 【写真】長沼結子さん(中央)と信啓さん(右) 『ちょうなん西小カフェ』は、長生郡長南町の100年以上続いた小学校の廃校をリ…
  5.  沢沿いを歩いていたら、枯れ木にイヌセンボンタケがびっしりと出ていました。傘の大きさは1センチほどの小さなキノコです。イヌと名の付くものは人…
  6. 『道の駅グリーンファーム館山』は、館山市が掲げる地域振興策『食のまちづくり』の拠点施設として今年2月にオープン。温暖な気候と豊かな自然に恵…
  7.  睦沢町在住の風景写真家・清野彰さん写真展『自然の彩り&アートの世界』が、7月16日(火)~31日(水)、つるまい美術館(市原市鶴舞)にて開…
  8.  子育て中の悩みは尽きないものですが、漠然と考えている悩みでも、種類別にしてみると頭の整理ができて、少し楽になるかもしれません。まずは、悩み…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る