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こでまりの夢~悩みの種類分け~
- 2024/6/27
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子育て中の悩みは尽きないものですが、漠然と考えている悩みでも、種類別にしてみると頭の整理ができて、少し楽になるかもしれません。まずは、悩みやモヤモヤなど、小さいことでも全て紙に書き出してみましょう。話すことは「放つこと」、書くことは「頭の整理をすること」と言われます。書くことで、自分はどう思っているのか、何を考えているのかが可視化できます。
次に、書き出した悩みを種類分けしていきましょう。種類分けには「時間」と「誰の問題か」に分けられます。まずは時間を分けてみましょう。悩みを「過去・現在・未来」どの時期のことかに分け、解決できる問題、時間が解決する問題など、考えてもどうしようもない問題で悩んでいる、ということがわかったら、考えなくてもいいことを知ることができます。
「誰の問題か」は、例えば「子どもが宿題をしないで困っている」のであれば、「これは子どもの問題」と考え、他も同様に、これは子どもの問題、これは夫の問題、これはママ友…と、人の問題を自分の問題として一緒に悩まないようにします。
今、悩んでいる問題は、どのような内容で誰の問題なのか?それは、本当に自分が悩まなくてはならない問題なのかを考えてみます。本当に悩まなくてはならない問題ならば、いつまでに解決できるのか、どうすればいいのかを書いて実行してみましょう。
◇中嶋 悦子(なかしま えつこ)
1965年生。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。社会福祉法人ありんこ会理事長。ありんこ親子保育園園長。保育士。エッセイスト。
Tel.0475・53・3509