昔懐かしフォークソング一緒に歌って楽しもう

 茂原市を中心に活動するバンド『おやゆび姫』のメンバーは7名。30年以上前にギターの佐藤敏昭さんとパーカッションの大和田博さん、ボーカルの斎藤清治さんとベースの山本美里さん4人が組んでいたバンドが2007年再結成。新たにギターの神村哲夫さん、江沢勇さん、ボーカルの鈴木真利子さんが加わった。平均年齢は61歳で、フォークグループ『かぐや姫』の曲を中心に1970から80年代のフォークソングを演奏している。
 リーダーの山本さんは、「バンド再結成のきっかけは、フォークを絶やしたくなかったから。バンド名は『かぐや姫』のコピーをしていたが、全員男性で親指が男を表す指なので『おやゆび姫』と名付けた」と話す。ライブでは斎藤さんの軽快なトークが観客を盛り上げるが、歌が始まると観客はすっと耳を澄まして聴きほれる。
 訪れた観客は同世代が多く、曲を聴きながら昔を思い出すこともあるのだろう。「自分たちが育ったころに好きだったものを伝えていきたい」と話す斎藤さん。鈴木さんは、「私は、コーラスクラブで一緒だった江沢さんに誘われて入った。正直、最初はオヤジバンドを甘く見ていたけれど、聴いてみてレベルの高さに驚いた。バンドメンバーで女性は私1人ですが、練習はとても楽しいです」と笑顔を見せる。山本さんは、「人数が増えれば、音も増える。音のバランスを合わせるのは大変」と話すものの、「元々の4人だけだとここまで続いていたのか疑問。入ってきてくれた人がいるからより頑張ろうと思う」と続けた。 
 メンバーの雰囲気もクールだったり、笑顔が可愛らしかったり、面白かったりと味がある。その中で、特に同バンドに熱い想いを持っているのが神村さんだ。以前バンドが練習する時はカラオケボックスを利用していたが、「バンドが好きで、自宅車庫を改造してスタジオを作ってしまった!年をとるとみんなと楽しめる空間が欲しくなる。今、練習は車庫スタジオを使っている」のだとか。
 現在『おやゆび姫』は介護施設などを慰問、演奏して回っている。年齢に合わせて曲を選び、分かりやすい童謡も入れてみんなで一緒に楽しむライブをしている。斎藤さんは、「施設に行くと、その月の誕生日の方をお祝いすることがある。涙を流される方もいて、喜んでくれることが一番うれしい」と語る。今後は、「オリジナル曲もやってみたい。そのために、歌詞をうまく作れるひとが欲しいな」と話す山本さん。
 慰問活動は千葉市や市原市も相談次第で可能。斎藤さんのトークは聞いていて元気になること間違いなし!次回は10月4日(土)長生村文化会館 長生村バンドフェスティバルに出演予定。開場は15時、開演15時半。料金は無料。

問合せ 神村さん
TEL 090・8583・0433

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1.  コロナ禍で中止していた観音寺(鴨川市)の『ひなまつり』が3年ぶりに開催される。慶応元年(1865年)、現在の鴨川市に生まれ日本のためにと自…
  2. 【写真】(前列左から)会長・後藤さん、講師・片岡さん、     (後列左から)会員の常盤さん、後藤さん、市原さん、中村さん …
  3. 【写真】工房の庭にて。小原さん(左)、齊藤さん  睦沢町下之郷に2人の陶芸家が住んでいる。『夢楽工房』を共同で主宰する齊藤…
  4.  寒い冬の真っ只中、皆さんはどうお過ごしでしょうか?家にこもりがちで、外に出ない方も多いかもしれません。こんな時こそ、ウインタースポーツとし…
  5.  秋晴れのなかの11月6日、茂原公園の広場をスタートに『第19回千葉県ウォークラリー大会茂原会場』が開催された。毎年開かれているこの大会も、…
  6.  ツグミという野鳥をご存じの方も多いだろう。体長23~25㎝、白い眉斑で、頭から背面は黒褐色。羽が茶褐色で、胸から腹にかけてはうろこ状の黒い…
  7.  小湊鐵道光風台駅から、西方に歩いて15分程にある鶴峯八幡宮。鎌倉時代・建治3年(1277)に本宮大分県の宇佐八幡宮より御分霊を戴き、お祀り…
  8.  昨年も、『こでまりの夢』をお読みいただきありがとうございました。昨年は17年間のコラムをまとめ、出版することが出来ました。これもひとえに、…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  コロナ禍で中止していた観音寺(鴨川市)の『ひなまつり』が3年ぶりに開催される。慶応元年(1865年)、現在の鴨川市に生まれ日本のためにと自…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る