クリスマスリースとトトロ

 「作っているとクリスマスソングが歌いたくなる」と参加者が楽しそうに話したのは、11月30日、茂原市豊田福祉センターにて開かれた茂原市レクリエーション協会主催『みんなで作ろう クリスマスリース』教室でのこと。講師を務めたのは同協会会員の斉藤孝子さん(60)とスタッフ7人。小中学生15人を含む60人が参加した。
 一人ひとりに用意されたのはクズの蔓でできたリースの土台とリボンやベルなどの小物。「世界にひとつだけのリースを作って下さい」と山口会長が挨拶をして作業はスタート。テーブルの上は生木のスギやヒバの枝、カイガラソウやベニバナなどの各種ドライフラワー、金銀に彩色したハスの実やゲッケイジュの葉などでいっぱい。斉藤さんらが「毎回飽きないように違う自然素材を野山で集める。1カ月以上前から干し、色づけをした」という。
 工程はグルーガンと針金で好みの素材を固定するだけ。「毎年しめ縄を作るけど洋物は難しい」と考え込む初参加の男性、持参したウメモドキの実をふんだんに飾るリピーター、綿花を接着しようと悪戦苦闘する男の子などがそれぞれ自由な発想で飾り付けていった。リースを作り終えた子どもたちのために男性スタッフが用意したのはドングリでできたアニメキャラクター『トトロ』と台になる輪切りの端材。物語のワンシーンを思わせる力作が完成し、大人たちを感激させた。
次々に誕生したオリジナル作品。クリスマスには参加者をメルヘンの世界へいざなうことだろう。

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