古の時を想う巡礼道の旅

 日本とスペイン交流400年を記念して『フランチェスコのサンティアゴ巡礼の道』特別展が、御宿町月の沙漠記念館で開催されている。
 イエス・キリストの使徒であったヤコブの墓があると、世界三大巡礼の地となったスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラと、聖人フランチェスコの出身地イタリアのアッシジまでの巡礼道を、スペインのガリシア州出身の写真家マヌエル・バルカルセルと、音楽家アレクサンドロ・ゴンザレスの二人が旅し、撮った写真が展示されている。
 この特別展は、2014年から各所で開催されてきたが、御宿町が最後の開催地となっている。それは404年前、スペイン籍の帆船サン・フランシスコ号が御宿沖で難破し、村人が遭難者を助けたことから、スペインと日本の外交が始まったといわれる由縁からだ。「御宿町ではスペインとの交流を記念し、サン・フランシスコ号の破船した9月30日を絆記念日として各種イベントを催しており、今回の写真展もその一環です」と藤原館長。
 展示されている写真は約50点。多くは景色や道を歩く巡礼者、修道院など歴史的な建築物などだが、現在でも多くの人が訪れる巡礼道の通り沿いのレストランで、音楽や酒を楽しむ巡礼者の姿なども写っている。

問合せ 月の沙漠記念館
TEL 0470・68・6389
開館時間 9時~17時。大人400円 高大生・65歳以上300円 小中生200円
水曜日休館(水曜が祝日の場合翌日)

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