~しっかり抱いて、下におろして、歩かせる~

 明けまして、おめでとうございます。皆様におかれましては、お健やかに新春をお迎えのことと存じます。今年も幸多き一年になりますよう、心よりお祈りしています。
 昨年は、子育て支援センターを開設し、たくさんの親子とふれあうことができました。最近は、子どもたちの成長と共に、活発に遊ぶ姿も見られるようになり、うれしく思っています。そういえば、日本には「しっかり抱いて、下におろして、歩かせる」という言葉がありました。昔から「三つ子の魂百まで」ということわざもありますが、乳幼児期に抱っこして、しっかり向き合い心を通わせて育てるスキンシップは、「親子の絆」や「愛着」、心の土台となる「自己肯定感」をつくるためにとても大切なことだと言われています。「下におろして、歩かせる」とは、愛着からの「分離」です。3歳までは親のそばで遊んでいた時期だったのが、4歳頃になるとだんだんと親から離れて友達との遊びが楽しくなる時期ですね。この時期にすんなりと離れていくために、「しっかり抱いて」が必要なのです。この土台ができると子どもは親から少しの間離れても大丈夫だと思うようになり、ついには長い時間離れていられるようになります。その過程に大切なのが親子のふれあいです。乳幼児期はゆったりとした気持ちで、たくさん抱っこしてあげてくださいね。
 今年も、どうぞよろしくお願いします。

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