経験豊富なスタッフの指導で上を目指そう! 菜の花AC(アスレチッククラブ)

 菜の花ACはスポーツの普及、振興、強化ならびに健康づくり活動の支援事業を目的に昨年10月設立。千葉県を中心として活動している。同時に陸上競技の短距離を中心としたスポーツ教室「スプリント房走」も始動。昨年11月、主な練習会場である市原のゼットエーオリプリスタジアムを訪ねた。
 スタジアムの外の階段を小中学生が数名ずつ駆け上がる。インターハイ出場経験のあるコーチが冗談交じりに「俺に勝ったらインターハイへ行けるってことだぞ(笑)」と、併走しながら盛り上げる。抜きつ抜かれつの果てにピッタリ同着。子どもたちは呼吸を整えながら楽しそうに笑っている。未来を夢見る勝負で、子どもたちを負かさないが簡単には勝たせないところが粋だ。
 代表で監督の須田和人さんは元教員。16年間に及ぶ陸上部の指導で15年連続、62種目、128名の選手をインターハイに送り出し、優勝3回、入賞19回の実績を持つ。「人を愚弄した時や怪我をするリスクがある時などは厳しく言う場合もありますが、それ以外は1人ずつ良い所を見つけてしっかり褒めています。怒られて直すのではなく、〇〇は走りが綺麗だね、〇〇は柔軟性が高いね、〇〇は投げ方が上手だねというように下の名前で呼びながら。下の名前には、その子だけに込められた思いがありますからね」と話す。

 参加者のうち中学1年生・ひなさんは「小学生の頃から走るのが好きで、ここに入りましたが教え方がわかりやすくて、力になっているのが自分でもわかります。雰囲気がいいので楽しいです」。同年・ふうかさんは「ひなちゃんに誘われて興味がわいて始めました。まだ1カ月ですが手の振り方が変わりました」。2人とも選手か選手を支えるサポーターになりたいと将来の夢を描いている。小学2年生・あいとくんは「おとうさんに言われたので来ました。来てみたら、風船をもったり新聞紙を使ったりしてゲームみたいで楽しかった。かけっこが速くなりたいので、がんばる」と、笑顔を見せた。
 見学していた保護者の1人、木村さんは「小学校低学年の息子に、何でもいいから一生懸命取り組ませたかったんです。その日の気分で練習に行くのを渋ることもありますが、頑張って続ける経験を積ませたいです。毎回付き添って見学していますが、須田先生の明るさ、気さくさ、専門性、指導経歴に魅力を感じています。私自身、陸上が好きなので本当は自分が教わりたいぐらいです。実はこのクラブ、コーチ陣もすごいんですよ!」と、子ども以上に熱心。須田さんはじめコーチ陣は世界選手権日本代表や、インターハイ優勝者・経験者、国体県代表、現役アスリートなど、そうそうたる顔ぶれだ。
 クラブの名称にもなっている菜の花。同クラブのホームページによると、空に向かって競うように一斉に咲くことから、菜の花には「競争」という花言葉もあるそう。須田さんは参加者たちに、千葉県のシンボルである菜の花のように、スポーツを通して雄飛していってほしいと願っている。対象は小学生から一般まで。体験練習申込(有料)は事前にホームページから随時受付中。

問合せ:菜の花AC ホームページ https://www.nanohana-ac-2020.com/

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