ともに戦い、最後は一緒に笑いましょう
- 2013/3/1
- 市原版
J1昇格に向けて頼もしい助っ人がやってきた。練習からその存在感はピカイチ。そんなジャイール選手の素顔は24歳の妻を愛する好青年だった。
■サッカーを始めたキッカケを教えてください。
「いとこに連れられて、6歳ごろから17歳までフットサルをやっていたんです。その後、サッカーもするようになりました。フットサルではいろいろな子どもたちと一緒にプレーしました。それがすごく楽しくてやみつきになりました。
また、ロマーリオ選手のファンだったので、そんなあこがれもあって、学業をしっかりと終わらせ、その後はサッカー選手として生きていこうと13歳ぐらいで思うようになりました」
■フットサルをやっていたからこその、今のジャイール選手のテクニックですね。
「間違いないですね。フットサルというのは想像力、技術力を高めるのにとてもいいスポーツ。その当時の監督がボール技術などいろいろなことを教えてくれた。そのなかで多くのことを吸収し、成長して今の自分があると思っています」
■日本の印象は。
「地震が多いという印象は多少ありました。昨日も小さな地震がありましたが、妻とびっくりしてしまいました。
ただ、それ以上に日本はとてもいい国だと聞いていたし、思っていました。国民性の温かさは日本人の特徴だと思います。昨年プレーしていた韓国と日本は似ているところもあり、安心して日本に来ました」
■韓国料理は食べましたか?「う~ん。実は、韓国料理はちょっと苦手でした……。だからほとんど食べなかったです。日本のご飯はブラジル料理に似ているところがあるので、問題なく食べています。でも、妻の手料理が一番ですよ」
■そのなかでも好きな料理は?
「ブラジル料理でチキンを細くして、野菜、ジャガイモやタマネギと一緒にオーブンで焼いて食べるものがあるのですが、ふるさとの鳥料理という感じで大好きです。また、機会があれば、妻をクラブハウスに連れてきて、食堂の方にフェジョンの作り方を教えて、クラブハウスでも出してもらいたいです(笑)」
■オフの過ごし方を教えてください。
「まだそれほど過ごしていませんが、これからは東京に行って観光したり、東京ディズニーランドにいったり、ブラジル料理のお店に行ったりしたい。一番は妻と夫婦のいい時間を過ごすことが大事だと思っています」
■サポーターの皆さんに一言お願いします。
「ちばぎんカップではすごく歓迎してもらえてうれしかったです。選手としても自信がつきました。サポーターの皆さんの力というのは本当に大きいです。シーズンは長く、楽しいときもあれば、苦しいときもあります。どんな状況でも一緒に戦ってほしい。ボクたち選手はどんなときでも最後の1秒まで戦います。サポーターの皆さんも一緒に戦い、最終的に笑いましょう」