これぞ、乙女心をくすぐる可愛らしさ

 市原市宿在住の田中エツさん(89)は、数年前から始めた『貝のお雛様』と『九難猿』作りをしながら毎日イキイキと暮らしている。『貝のお雛様』は、ハマグリやホンビノスに顔と着物となる布をボンドで付けたお人形。『九難猿』は苦難が去るという縁起物で、南天の木に九匹の猿を乗せた可愛らしい置物だ。
 「どちらも人から貰った実物を見て、これなら私にもできそうだと見様見真似でやってみたのが始まりです。猿の頭はふうせんかずらの実で作っていますが、実自体が猿の顔なんです。最初に考えた人はすごいですよね」と田中さん。2年前に開催されたいちはらアート×ミックスにも出品をし、「珍しくて可愛い!」との声が多かったとか。「じっとしているより手を動かしているほうが楽しいし、集中できるから時間があっという間なんです」と笑う田中さんが作り上げた作品は数え切れず、色とりどりの着物を身に付けたお雛様や猿は、「プレゼントとしてあげると、とても喜んでもらえる」という。常連の姉ケ崎にある和食料理屋に提供した時には、「外国人のお客さんが来た時に、とっても可愛いと言われて、お店の方がプレゼントしてしまったみたいなんです。また持って行ってあげなくちゃ」と嬉しそうだ。
 型紙や針、糸を使わずに作れる『貝のお雛様』や『九難猿』。裁縫が苦手な人や子どもたち、お年寄りでも、慣れて根気が続けば作業できるのが魅力的。作品は内田未来楽校内のカフェで入手可能。もしくは田中さんへ直接問合せを。

問合せ 田中さん
TEL 0436・92・1546

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】『音楽堂in市原《私の十八番》ガラコンサート』にて。ヴァィオリン・川井郁子さん、ピアノ・熊本マリさん  市原市市制…
  2. ホソミオツネントンボ(越冬中)  日本では200種ほどのトンボが生息しているとされています。主に、春から秋に観察でき、身近…
  3. 【写真】いちはらフィールドマップ巡り・市原にて  市原市姉崎在住の石黒修一さん(76)は、『地域を知り・守り・愛する』とい…
  4.  近年、湾岸沿いの工場夜景が注目され、ナイトクルーズが運航されるほどになっていますが、多くの石油・化学工場が林立する市原市の五井・姉崎海岸付…
  5. 【写真】ダリア花(茂原市立美術館蔵)  2月14日(水)~3月24日(日)、茂原市立美術館で、千葉県誕生150周年記念事業…
  6.  今回は、自分の好きなベストスリーに入る監督を取り上げます。読者の方々には、作品は知っているけれど、監督には馴染みがない、という方もいらっし…
  7.  今回と次回で、未来の話をしたいと思います。今世紀の中頃までに世界の人口は100億人を超えると言われています。気候変動により農作物の生産がま…
  8. 【写真】人々に語りかける中村医師 写真提供:PMS(平和医療団・日本)  昨年11月25日、ちはら台コミュニティセンター(…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】『音楽堂in市原《私の十八番》ガラコンサート』にて。ヴァィオリン・川井郁子さん、ピアノ・熊本マリさん  市原市市制…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る