ファンを集めて長柄町の魅力を発信

 長生郡の長柄町商工会が中心となって昨年設立した『ながランくらぶ』では、4月より長柄ダム桜まつりをはじめ、イチゴ狩りや菜の花摘み、タケノコ狩りや味噌作り体験など様々なイベント情報を配信している。町民約7200人の長柄町はのどかな里山に囲まれ、野菜や果物が豊富に栽培されている。
 また東京から車で1時間ほどの距離にあるため、道の駅や長柄ダム直売所ファーマーズマーケットには大きな集客力がある。ただ、人口減少と産業衰退の問題は避けられず、商工会は『ながランくらぶ』を長柄町の魅力を効果的に発信し、それらの問題に歯止めをきかせる有効かつ長期的な対策として取り組んでいる。「くらぶへの登録は公式サイトから行ってもらい、登録料と年会費は無料。特典として、毎年イベントへの優待案内や特産品のプレゼントをメルマガで配信していきます。ファン限定の長柄町のお得な情報をゲットしてください」と話すのは、商工会事務局の田名網さん。『ながランくらぶ』の名前の由来となるマスコットキャラクター『ながラン』のグッズが貰えることもあるとか。
『ながランくらぶ』の設立にあたっては、昨年度は活動の下準備を入念に行ってきた。長柄町のグリーンツーリズムを積極的に推進するために、観光農園組合をはじめリソル生命の森株式会社、ジャパンフーズ株式会社など地元事業者に協力を仰ぎ、長柄町役場、観光協会、中小企業診断士やIT専門家などの支援も受けて実施した。そして、今年1月に43名だった会員は3月末で3倍以上に増えた。会員は船橋や千葉市などの他、都内や横浜などと広がりつつある。ホームページを使用していかに会員登録や地域企業連携の促進が図れるのかが今後も課題の一つだ。
 商工会では、「田舎暮らしの魅力を首都圏にお伝えしたいです。体験型イベントに食や宿泊、買い物をセットにしたプランを開発して、都内の商店街や自治会などにお声掛けをしていきたいと思っている」という。また、商工会女性部では農商工業者の後継者対策として数年前から婚活事業に力を入れている。『ながランくらぶ』を通して、都会の女性と地元の独身男性の出会いを提供していくことも活動内容としてあげていた。
 今まで様々なイベントを各事業ごとに行っていたが、それら長柄町の魅力を『ながランくらぶ』中心にまとめたことで主催者側の連携がより可能になった。会員を増やすことで交流を持ち、違う文化を受け入れることで、さらなる長柄町の発展を目指す。ホームページには順次イベントの様子も写真で伝えられていく予定。詳細は問合せを。

問合せ 長柄町商工会
TEL O475・35・3450
http://nagaran-club.com

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