- Home
- 市原版, シティライフ掲載記事
- 元気いっぱい、我ら『南総ボーイズ』
元気いっぱい、我ら『南総ボーイズ』
- 2015/12/11
- 市原版, シティライフ掲載記事
8月に行われた『日本ハム旗第17回関東学童軟式野球秋季千葉県大会』の地区予選を勝ち抜き、市原市の代表として10年ぶりに県大会へと進んだ『南総ボーイズ』。牛久小、戸田小、内田小と加茂学園の4校から集まった小1から小6までの19人が、ニコニコ笑いながら楽しそうに練習に励んでいる。子どもたちは監督とコーチのことが大好き。聞きたいことや意見を素直に自由に言える関係。だが、指示を与えられたら「はい!」、指導してもらったら「ありがとうございました」と全員が腹の底から大きな声を出す。
「野球の技術だけではなく、挨拶や返事が元気よくできるように指導しています。楽しさと厳しさ、両方とも伝えていきたい」と監督の中條丈廣(ちゅうじょうたけひろ)さん。
同大会では、5年の吉田健星くんが最終回に逆転サヨナラヒットを放ち、勝利を決めた。「打った瞬間は実感がなかったが、みんなの歓声を聞いて嬉しさがこみ上げてきた。2アウトで得点圏にランナーが2人。プレッシャーもあったが強気でいけた」と頼もしいコメント。「みんなが諦めずに、心をひとつにして頑張ったことが勝因です」と中條さん。県大会では不運にも見舞われ、惜しくも初戦敗退したが「いつも明るくのびのびとやっています。少人数のせいか、競争心に欠けるところがあるのでいい経験になりました」と保護者。
子どもたちを見守る父母会も和気あいあいとして仲がいい。ある母親は「弟や妹を連れてきても、誰かが面倒を見てくれる。家族のようです」と話す。
元気いっぱいのメンバーを率いる5年、キャプテンの冨士枝空翔(そらと)くんは「次の大会で優勝を狙いたい」と力強く話した。
練習は土日祝日、旧高滝小グラウンドで。入会金、月会費ともに2500円。
問合せ 冨士枝さん
TEL 090・6145・8218