サッカーを日本と台湾の懸け橋に

 7月22日(土)、市原市にある姉崎フットパーク内で開催された『交流サッカー試合』。台湾から来日中の小中学生56名と、市内のサッカーチーム白幡FCの13名、有秋JFCの10名が午前10時から約4時間、共に汗を流した。
 NPO法人市原市サッカー協会副会長の遠藤政幸さんは、「今回、市原市と台湾の子どもたちの試合が実現しました。市原市教育委員会の協力で彼らは、市内の小学校で異文化交流もできました。お互いに色んなことを吸収できれば」と話した。
 台湾チームの監督、王庸倫さんは自身も以前静岡県内で暮らし、サッカーをしていた経験がある。「日本の子どもたちは体力もあるし、スピードも速い。台湾の子どもたちの目標です。台湾の子どもは勉学のため、小学生は週3回、中学生は週1回しかサッカーをしてはいけない決まりがあるんです。今日は何より、楽しんで試合をしてもらえたら」と話した。
 「日本の暑さは、台湾より過ごしやすい。ドリブルとシュートが得意なので頑張りたい」と意気込みを語ったのは、参加した陳君。4時間の間、3面のコートを使って15分ずつチームを変えながら試合をした。『楽しむ』ことが重要であり、学年を気にせずコート内を走り回る姿は、暑さなど感じてないように素早かった。

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