小湊鐵道で行く、銀河の旅へ

旧里見小学校では『時速30㎞の銀河の旅 乗換駅』が展示された。市原市在住の洋画家である前田麻里さんと脚本家の坂口理子さん、振付師の美木マサオさんがタッグを組んだ同展示はアートいちはら2018春に引き続き2回目の開催。
 宮沢賢治作の『銀河鉄道の夜』と市原で愛される『小湊鐵道』が見事に融合されていた。「部屋に設置された大きなパネルは『銀河鉄道の夜』を抜粋したもの。小さなパネルは、坂口さんによる融合作品です。地質学者が出てくる場面ではチバニアン、リンゴが出てくる場面では市原の名産の梨が登場します。物語の世界に浸りながら、日々の大切な物は何かなって考えてもらえたら」と、前田さんは穏やかに話した。
部屋には、前田さんの描かれた絵の他、天井からは帽子の飾りやメッセージカードが吊るされている。そして前田さんは、「壁にできた影法師にうまく身体を合わせると、帽子をかぶっているような影ができます。吊るされた電車の飾りは回転しているので、これも壁には走っているように映るんです。小さな仕掛けを楽しんで」と続けた。
今回の展示のために制作したという150号のキャンバスの大作には、銀河鉄道と小湊鐵道が一緒に描かれている。前回の始発駅から、今回のテーマは『乗換駅』へと変化。そして次回へと続くのだが、詳細は未定。乞うご期待!

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