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いちはらのオアシス Vol.1
- 2019/1/18
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小湊鉄道里見駅・月崎駅
写真↑ 里見駅ホームでの販売
皆様には癒される、憩いの場はありますか?または、人が集い交流する、温もりを感じる場所をご存知ですか?今年は、そんなオアシス的なスポットを取り上げていきたいと思います。皆様からの投稿もお待ちしています。※メール、ファックス、手紙でもOK。どこにある場所なのか、どんなところに和むのかなどを書いて送ってください。編集するので文字数制約なし。写真付き大歓迎。
〒290・0022
市原市西広550
シティライフ・オアシス係まで。
FAX0436・21・9142
kiji@cl-shop.com
初回は、取材の移動中にも立ち寄ることの多い小湊鉄道沿線駅を。まずは、昨年11月から12月にかけて開催された『アートいちはら2018秋』の来場者や紅葉見物、地磁気逆転地層見学に訪れた観光客を乗せた里山トロッコ停車駅でもある里見駅。ドライバーやライダー、サイクリストの常連客が多い休憩スポットでもある。
喜動房倶楽部が運営する『駅喫茶&農産物直売』では同会の女性たちが作るおいなりさん、お寿司、惣菜は「美味しい」、「安い」と大人気。朝8時から午後3時までの営業だが、お弁当などは昼過ぎには売り切れてしまう。直売コーナーで販売する新鮮な野菜や添加物を使ってない漬物などの加工品も遅い時間に行くと品薄状態。そんな中でも特に人気で即完売だったのが、『里山トロッコ弁当』。昨秋、バージョンアップして登場。季節の地場野菜を使った、おふくろの味満載の弁当。具だくさんな上、キノコの炊き込みごはんなので、ボリューミーで満足感ありと好評。ユニークなのは新登場の『ニアン餅』。チバニアンにちなんだ名物をと、餅に赤味噌と白味噌を使い交互に焼き断層を表現したもの。他にも定番人気の干し柿もすぐ売り切れてしまうので早い者勝ち。里の味で人々を魅了し、挨拶や世間話などで、さりげないおもてなし精神を発揮する喜動房倶楽部の皆さん。次回の駅喫茶&農産物直売は1月19日・20日に開催。2月は第1・3土曜日、3月以降は里山トロッコ列車運行日に合わせ毎週土日曜に開催。
お次は月崎駅。地磁気逆転地層の最寄り駅ということもあり、沿線で今最も注目を浴びている駅かもしれない。更に、市原市の新たな観光資源となるだろう『森ラジオ ステーション』は、まさに癒しのスポット。その佇まいだけでなく、建物や周囲の土地の守り人である森遊会の皆さんによる来訪者への、おもてなし対応に心和む人は多い。イベント時には、同会会員の知人たちが駅前に出店し、手作り品や地場産品を販売し賑わいを演出。養老川漁協も出店し鮎の塩焼きを販売することも。取材日には都内から訪れたカップルが、結婚披露宴で流す映像を撮影中。なんでも月崎駅で好きなアーティストがロケをしたからだとか。これからも、たくさんの人が訪れ、リピーターとなり、市原ファンが増えますように。イルミやアートイベント開催期間以外でも多くの人が足を運んでくれることを願う。