9月の終わり頃にチャドクガの幼虫(毛虫)の毛に触れてしまったようです。チャドクガは蛾の一種で毛先に強力な毒を含んでおり、お茶の木、サザンカ、ツバキなど椿科の葉に発生することから、チャドクガと呼ばれているようです。毛に触れてしまうと皮膚の広範囲に水疱を生じ、激しい痒みが2週間ほど続きます。幼虫が発生する時期は4~5月と9~10月の2回。毒は卵、幼虫、成虫とも持っており、特に幼虫が危険だそうです。

 その日は暑かったのであろうことか私は上半身裸、下は半ズボンという出立ちで、椿の木の近くで作業をしていました。その間にチャドクガの幼虫に触れてしまったのか、飛んで来た毛に触れたのか、庭仕事がひと段落したところで突然肩の辺りが痒くなり始め、首と腕に湿疹ができており、さらに患部を触った手で他の部分も触れてしまったので、脇腹や膝の周りまで炎症が広がってしまいました。耐えがたいほどの痒みに襲われ、寝ている間も無意識のうちに身体中を掻き、目が覚めてしまうほどでした。

 実は恥ずかしながら、そのような毛虫が椿の葉に潜んでいる事を全く知らなかったのです。何事も経験とはいえ、2度とこのような経験はしたいとは思いません。さて、落花生が収穫できたので今回はピーナッツバターを作ってみました。

 

●材料:ピーナッツ 30g、バター50g、白ワイン100㏄、黒砂糖30g、ココアパウダー小さじ2(これは目安です。分量を変えてもそれほど影響はないので、味見をしながらお好みで調整して下さい)

 

●作り方

①ピーナッツをミルにかけて細かく粉砕する。

②小鍋に白ワインを入れ、沸騰させてアルコールを飛ばす。

③ ②に①と残りの材料を入れ、溶けるまで撹拌する。

④そのまま冷ますと分離してしまうのでボウルに氷水を作り、そこに鍋を置いて固まるまで撹拌し続ける。

 

◇長谷川良二。長柄町在住。ハーブコーディネーター、ガーデニングコーディネーター、歯科医師。市原を中心に公民館でのハーブの指導などをしながら自然栽培で野菜を育て、養鶏、養蜂にもトライ中。

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