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長南の新鮮食材をぎゅっと集めて盛合せ!~ちょうなん西小カフェ~【長南町】
- 2024/7/4
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- 外房
【写真】長沼結子さん(中央)と信啓さん(右)
『ちょうなん西小カフェ』は、長生郡長南町の100年以上続いた小学校の廃校をリノベーションした宿泊施設『仲間と泊まる学校ちょうなん西小』にオープンして6年。広く校庭が見渡せる元職員室がカフェに生まれ変わり、日頃から地元の人や観光客でにぎわっている。
売出し中の新メニューは、1日10食限定の『ちょうなんプレート』(税込1100円)。千葉丼コンテスト学校給食部門で最優秀賞を獲得した『長南丼』をカフェ風にアレンジしたものだ。旧西小卒業生スタッフの「給食で大好きだった長南丼をまた食べたい」という言葉が新メニュー創作のきっかけとなった。ご飯は長南産コシヒカリと古代米。鶏ひき肉に豆腐・シイタケ・枝豆・人参・蓮根のすりおろしを練り込み、海苔と厚切りの蓮根ではさんで揚げたつくねを特製のタレがひきたてる。つけあわせの野菜は、サニーレタス・水菜・紫キャベツ・ズッキーニ・ナス・カボチャなど。汁物も添えられる。豆腐に蓮根、野菜の多くも長南産だ。「つくねの甘辛いたれでご飯がすすみます」と話すのは開店当時からのスタッフの長沼結子さん。5月から夫の信啓さんと同カフェの経営に携わり、新スタートをきった。
茂原から夫婦で訪れた女性は、「今週はもう2度目。どの料理にも野菜が沢山で野菜好きにはたまりません。スタッフの方がフレンドリーで、『あっ、また来てくださった』と声を掛けてくれるとうれしくなります」。町内からの女性は、「以前スープカレーの評判をきいて食べたら本当においしかったので、姉を連れてきました。お肉もジャガイモも具がゴロゴロとして大きい」。「子どもを遊ばせられて、おいしいものが食べられるところを調べてきました」と来店したのは幼児連れの2組の親子。店内にはお絵かきのテーブルも用意され、カフェの入る地域交流棟の2階のベビールーム・キッズルーム・図書室と、校庭の遊具エリアは一般も利用できる。またテラス席ではペットと共にくつろげる。
スイーツではパンケーキ、自家製ジェラート、カヌレが人気。「パンケーキは生地にメレンゲとヨーグルトを混ぜ、口どけよく仕上げました。写真で見るとこんなにたくさんと感じるボリュームでも、サクサクと食べられる軽さです」と結子さん。ジェラートはバニラ、ミルク、チョコ、ストロベリー、プラリネの5種のフレーバーがあり、カヌレは長南産米粉100%で焼き上げている。ジェラートとカヌレはテイクアウトも可能。「みなさんが気軽に利用できるような温かい場所を目指しています。ぜひお立ち寄りください」。詳しくは問合せを。
問合せ:ちょうなん西小カフェ
長沼さん
Tel.080・2028・2579
定休日:月曜・火曜
営業時間:11時~17時