市制施行50周年特集 市原市の50年

 今年、市原市は市制施行50周年を迎えます。静かな農村・漁村から工業と住宅都市へ。その半世紀の歩みを、5回に渡って振り返ります。第1回の今号は、市制施行された昭和38年から47年です。

501■昭和38年(1963年)
姉崎、市原、五井、三和、市津の5町合併で、県下19番目の市として市原市発足。人口は約7万3000人。当時は、五井駅近くの2階建て庁舎でした。市章は全国公募から選ばれ、9月に制定。
市原での海岸の埋立ては昭和32年から始まっており、各企業の工場建設・操業が進んでいました。この年には姉崎の出光興産などの操業が始まり、京葉臨海鉄道も開通。五井駅も人口の急増に合わせ、準急停車駅となりました。

 

50tatumi■昭和39年(1964年)
2月に養老大橋が開通(ただし産業道路の五井南部は未開通)。3月には市原初の大規模住宅地である辰巳台団地が完工し、11月には有秋台団地の造成が起工。
国鉄では房総西線(現内房線)の複線化が八幡宿駅まで完成。市内初の救急車も配備されました。

■昭和40年(1965年)
市内の小中学校は木造校舎の老朽化と手狭さから、新校舎建設ラッシュで7校が新校舎へ。以降、次々と着工されていきます。県立京葉高校も新設。
国鉄房総西線では、五井駅までが複線化。辰巳に千葉労災病院が開院し、電話のダイヤル市外通話も自動化。三和地区の簡易水道も完成。一方、公害問題も表面化し、養老川下流域で亜硫酸ガスによる植物被害(梨など)が発生。

■昭和41年(1966年)
市制3周年記念として、市民歌・市民音頭が発表。都はるみ、杉良太郎ほかプロ歌手によるお披露目に、五井中体育館へ5千人が詰め掛けました。人口は8万8000人を越え、市消防本部も発足。能満にはごみ焼却場が完成。五井・川崎間を70分で渡るフェリーも就航します。
市内三番目の大型住宅地・若宮団地も起工。五井駅前は区画整理事業の区域決定で、本格的な中心街の開発が始まります。、臨海競技場・野球場・テニスコートなどを含む、広大な緑地運動公園も完成しました。

■昭和42年(1967年)
10月、南総町・加茂村と市町村合併し、現在の県下一の面積を有する市となりました。人口は12万5000人を越え、五井都市下水道事業、五井駅前都市改造事業が起工。県営水道の敷設や市営住宅の建設も進み、産業道路も完成。対して交通事故の発生件数が問題に。

■昭和43年(1968年)
交通災害への対処として、市交通災害共済制度がスタート。房総西線では7月に千葉・木更津間が複線電化し、汽車・汽動車(ディーゼル車)から、『電車』走行へ。八幡宿駅前の整備計画も発表されました。

■昭和44年(1969年)
まちづくりの第二次実施計画が策定され、五年間で350億円の投入が決定。行政・都市基盤・教育・生活環境、産業振興の各分野において、さらに整備が進められることになりました。
学区の編成・小中学校の統廃合や新設校、プール建設、騒音規制法の地域指定、行政サービスの向上として市役所(現庁舎)建設も計画。県下一の規模で海保の市営火葬場も完成。山倉ダムでは県こどもの国が起工しました。

gouu■昭和45年(1970年)
人口は15万人を突破。6月には市民公募1万3000通のなかから、市の木『イチョウ』が決定しました。早大教授を団長とし昭和43年から始められた上総国分尼寺跡の発掘調査も、寺域などの全容が解明。5月、全国初の公害防止に関する覚書に調印。7月には南総・加茂地区に集中豪雨。最終被害総額は62億円となり、国から局地激じん災害指定を受け、自衛隊などによる救援・復旧作業が急ぎ行われました。
11月には皇太子ご夫妻(現天皇陛下・皇后陛下)が来市、二日間で工場地帯等をご見学。

■昭和46年(1971年)
3月、行政センターとして現市庁舎が着工され、5月には千葉県こどもの国が常陸宮ご夫妻のテープカットでオープン。
夏にはプール、冬にはスケート場となる姉崎公園も完成し、市民の人気スポットに。上総国分寺跡は国の史跡指定を受けます。市原商工会議所の設立も決定しました。
月出と市津地区では水道の給水が開始され、公共下水道の整備に菊間終末処理場も着工。

■昭和47年(1972年)
姉崎駅前の区画整理事業計画、五井駅東口の整備開発計画が発表され、主要駅前の再開発が加速。市原・五井・姉崎地区の24校に配食する、学校給食共同調理場も業務開始。県立市原緑高校誘致も決定されました。
国本には県乳牛育成牧場がオープン。姉崎駅前では地元農家による初出荷で植木市が開催。2月に市民会館が着工し、10月には市役所新庁舎が完成、完工式が盛大に行われました。
(第2回・昭和48年~57年へ続く/写真および資料提供・市原市広報公聴課)
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