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ゆったりと踊る『プワマナ』
- 2015/8/14
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シェイプアップとリラックス効果のある南国ハワイの踊りを習う『フラダンス教室』(全6回)が菊間コミュニティ・保健福祉センターで開かれた。講師は同センターや姉崎公民館のサークルでフラ講師を務める山口敬子さん。初日の6月30日、長めのスカートや自分で作ったフラ用のパウスカートはいた12名が参加した。
「一生懸命に踊ると暑くなるからゆったりとね」と参加者の緊張をほぐし、山口さんが教えたのは「風が通るくらいの幅」に足を開き、膝を軽く曲げ、背筋をまっすぐに立つ基本姿勢。足のステップは床板2枚分ぐらいの幅で横歩きし、左右に行ったり来たりするだけ。手は肩の高さまで挙げ移動する方向に伸ばす。
山口さんは「ハワイは文字がなく、歌と踊りで文化を伝承します。動きはそれぞれ意味があり手話のよう」と常夏の国について笑顔で説明。早速、「私の土地はいいところ」という意味の『プワマナ』という曲に合わせて踊った。地面に棒を立てたところが自分の土地。歌詞にあわせ棒のかわりに手をあげ、反対の手のひらを前に伸ばし地面を表す仕草をする。歌詞の「お花が咲いていい匂い」では手を花の形にし、鼻に近づけ香りを嗅ぐ。参加者は横3列になり何度か立ち位置を変え、振り付けを繰り返すと、すぐにワンフレーズほど踊れるようになった。
「覚えなくていいですよ。ハワイのきれいな花、風や海を感じる時間だと思って」という山口さんが作るのんびりとした雰囲気のまま終了。6回の教室で1曲を仕上げる予定。