こでまりの夢~頭の強い子に育てる~

 最近、様々な場所で精神的に弱い人が増えているな…、と感じることが多くなってきました。頭は良いのだけれど、心が弱い。嫌なことがあると、引きこもる。人づきあいが苦手。極端なものの考え方。成績優秀なのに、自己評価が低い。柔軟性がない。忍耐力が乏しい。といった、心の弱さがとても気になるところです。
 では、頭が強い・弱いとはどのようなことを言うのでしょうか。頭が強いとは、物事を考えることに対して、自分で答えを導き出せる耐性ができていること。頭が弱いとは、考えることができなくなるくらい耐性が脆弱だということです。耐性とは、環境の変化に対して適応していく生物の能力のことで、要するに柔軟に考えて行動できることです。心とは頭で考えたり感じたりすることで、脳の神経細胞の発達にたどり着きます。乳幼児期の脳への刺激は、脳の発達と密接な関係にあります。脳への優良な刺激を増やすことで、大きくなってからの心の強さを育てることにも繋がっていくようです。まずは、乳児期からの親子の触れ合いや楽しい会話を増やしましょう。幼児期からの自然体験や異年齢で遊ぶこと等、子ども時代に良質な環境や遊び、体験や経験を増やしてあげることが大切です。
 頭が良いことに越したことはありませんが、できれば子どもは頭の強い子に育って、逞しく生きてほしいなと思います。

 

◇中嶋 悦子(なかしま えつこ)
1965年生。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。社会福祉法人ありんこ会理事長。ありんこ親子保育園園長。保育士。エッセイスト。 Tel.0475・53・3509

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