遊びを通して、好奇心を増やしていこう

 4月28日(土)、市原市卯の起公園(市原緑地公園北口入口)で開催された『第30回キッズフェスタin市原』。自然の中で親子が共に活動でき、世代間交流活動を通じて心身ともに健やかで逞しい青少年の育成を図ることを目的に行われ、毎年多くの人が訪れる。
 主催のキッズフェスタin市原実行委員会は、市原市子ども会育成会連絡協議会・市原市相談員連絡協議会・市原市青少年補導員連絡協議会・市原市少年野球協会・市原市少年ソフトボール連盟・ボーイスカウト市原地区連絡協議会・ガールスカウト市原市連絡会で構成されている。
 実行委員長の安藤孔三さんは、「市原警察署や市原市消防局、実行委員会のみなさん、公園の管理事務所の方々の協力によって、子ども達のために今年も開催できました。後々、ストリートダンス団体などを集めてコンテストができるようになったら、もっと面白いですね」と話した。
 会場では様々な体験イベントが催されていたが、最も行列が途切れなかったのは『モンキーブリッジ』。2m半ほどの高さでできたロープの橋は、当日朝1時間ほどで作ったもの。ボーイスカウトの坂本隆志さんは、「ロープの結び方だけでも数種類あります。この技術を知っていることで、災害時に人を救助する場合に役立ったりします。今まで受け継いできたものを、遊びを通して若い人にも伝えていきたいです」と語った。市内在住の5歳男児は高さに臆することなく、しっかりとした足取りで渡りきり母親とともに笑顔を見せた。
 また、『地震体験車―起震車』への乗車も貴重な体験である。大人と子どもに震災の時、咄嗟に行動することがいかに困難かを学んでもらう場所だ。「起震車は、各地で発生した地震や最大震度7の地震体験ができ、防災意識の普及啓発のため、訓練やイベントの際に市民の皆様に体験していただいています。地震体験を通じて、市民の方々の防災意識を高められたら」と説明するのは、五井消防署の鴇田健太郎さん。子ども達は揺れる車に面白がってしまうことが多いというものの、知識として防災を頭の片隅に入れておけるだろう。
 他にも、9つの的に向けて8mほど離れた場所から野球のボールを当てる『ストラックアウト』、『パン食い競争』なども大人気だった。「パン食い競争は毎年の目玉。3歳の娘はチョコ味を狙ってとれなかったけど競争だから仕方ない!これもまた勉強ですね」と参加者の声。幼児から小学生の高学年、そして大人までが分け隔てなく楽しめるからこそ、昔から受け継がれている理由ではないだろうか。来年もまた、必ず大人と子どもを楽しませてくれることだろう。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  山武市と東金市の境に位置する『成東・東金食虫植物群落』。大正9年(1920年)に日本で初の国天然記念物の1つとして指定され、昨年100年を…
  2.  睦沢町の田園風景のなかに建つ、ギャラリー801。様々な分野の作家が作品を出している常設展と、毎月3週間ほど開催される企画展を行っている。今…
  3. 誰もが親しんだことのある輪投げ。その輪投げにルールや用具を独自に整備して、新しいスポーツとして発展させたのが『公式ワナゲ』だ。千葉市中央区の…
  4.  4月は春の花が美しいですね!私は特にスミレの仲間が大好きです。千葉県では珍しいマキノスミレが咲く山があります。毎年見に行っていると、このス…
  5.  3月20日(土)から4月5日(月)、及び4月17日(土)から5月16日(日)の2期間にかけて、千葉市中央区にある千葉市科学館では『ポップア…
  6. [caption id="attachment_38464" align="alignright" width="350"] 作業小屋兼ギャ…
  7.  3月の山を歩いていると赤いヤブツバキの花が目立ちます。虫のいない時期ですが、野鳥たちが蜜を目当てに次々と訪れています。椿の花は花びらと雄し…
  8. 目(アイ)の形の木製プレート上で、様々な色や形の料理が美味しそうに映えている。各料理のすべてに市原産の農産物が使われた、この『i(あい)プレ…
  9.  毎年11月から翌年4月くらいまでの、いまだ気温が低いうちに、ハーブをたっぷりと刷り込んだベーコンを数回に分けて作りおきしています。真空パッ…
  10.  菜の花ACはスポーツの普及、振興、強化ならびに健康づくり活動の支援事業を目的に昨年10月設立。千葉県を中心として活動している。同時に陸上競…

ピックアップ記事

  1.  山武市と東金市の境に位置する『成東・東金食虫植物群落』。大正9年(1920年)に日本で初の国天然記念物の1つとして指定され、昨年100年を…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る