太陽光利用型植物工場完成

次世代農法の普及や農地再生に取り組む

 市内奈良に太陽光利用型植物工場『おひさま耕房』が完成し、3月末、地元関係者や報道陣に披露会が行われた。同工場は日本リノ・アグリ株式会社(千葉市緑区・中村伸雄社長)が竣工、稼働開始した。『おひさま耕房』は、効率的な生産が可能な多段式栽培棚や、特殊な光拡散シートと床面シートの採用による太陽光活用、身体に優しい葉物野菜を生産する循環水による節水・独自の溶液コントロールなど最先端の栽培技術が採用されているのが特徴。「自然と技術の融合」を目指す。
 工場の鉄骨フレーム7棟には栽培室や発芽室育苗室、作業場などがあり、20種類以上の葉物野菜を1日3千株を生産・出荷できる。出荷先は首都圏の小売店や飲食店、シンガポールなどアジア圏の富裕層をターゲットに「日本製の安心・安全の美味しい葉物野菜」をブランド化し輸出も行う。
 披露会で同社の中村社長は「地域資源の利活用と先進技術を融合した農業の再構築により地域に合ったまちづくりを目指していく。苦労は多いが市原に骨を埋める覚悟で取り組む」と語り、小出市長は「市内では農業従事者の高齢化や後継者不足、耕作放棄地の増加など問題も。この工場を新たな活力を生む産業、地方創生の取り組みの一環として次世代産業を推進していきたい。市原産の野菜を国内外に広めてほしい」と期待を寄せた。また、試食会で農業委員を務める菊岡たつ子市議会議員は「味が濃くて瑞々しい。根付きで鮮度が保たれているのはいいですね」と話した。

問合せ 日本リノ・アグリ株式会社
TEL 043・321・2010

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