日本列島誕生秘話!?セキレイ(写真↑ハクセキレイ)

 アスファルト上をウオーキングしながら尾を上下に振り、チョコチョコ動き回る野鳥を目にしたことがあるのではないでしょうか。ハクセキレイです。人をあまり恐れず、愛嬌を振りまきながら忙しそうに歩き回ります。一年中見られる身近な野鳥として親しまれています。顔全体が白っぽく、過眼線が黒いのが特徴です。世界的に分布しており、最も目にするセキレイの仲間です。
 一方、里山の水辺には、ハクセキレイとは真逆の、顔全体が黒く眉斑のみが白いセグロセキレイがいます。日本固有種で、海外の野鳥愛好家からあこがれの一種とされています。更に清流には、お腹が黄色のキセキレイが生息しています。ハクセキレイ同様、日本以外にも広範囲に分布しているようです。
 皆全長20㎝程度、同様に尾を上下に振り、歩き回る可愛らしい野鳥です。この3種の見分け方ですが、キセキレイは黄色であるので他と識別可能です。ハクセキレイとセグロセキレイは、前記したように顔の白黒で見分けることができます。飛翔の際の声でも識別可能で、「チチッ、チチッ…」と鳴くのがハクセキレイ、「ジジッ、ジジッ」と濁って鳴くのがセグロセキレイ。すなわち「父」と「爺」です。覚えておくといいかもしれません。
 セキレイに関して面白い逸話があります。『日本書紀』には、天から降りてきたイザナギノミコトとイザナミノミコトが、セキレイが尾を上下に振る動きを見て夫婦和合の方法を知り、次々と子ども(=島や神)を生んだと記されています。神話によると日本列島の誕生には、セキレイが関与していたようです!! 今の季節は、野鳥繁殖の時期です。野鳥たちもセキレイに教えてもらったのでしょうか?

(ナチュラリストネット/岡嘉弘)

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