南市原でアートと紅葉、イルミネーションを楽しもう!『アートいちはら2018秋』は明日まで開催

 市原市を代表する紅葉スポット、養老渓谷が見頃を迎えている。毎年恒例の人気イベントとなったイルミネーションも、小湊鉄道の列車内や沿線の駅(上総牛久駅~養老渓谷駅)、いちはらクオードの森などでスタートし、来場者をファンタジーの世界に誘っている(12月27日(木)まで)。また、明日まで市原市南部で『アートいちはら2018秋』も開催されているので、日中はアートと紅葉狩りを、夕方からはイルミネーションをと、欲張りに楽しい初冬の1日を過ごしてみては。
 『アートいちはら2018秋』の会場とイベントの紹介(連携会場を含む)。
☆鶴峯八幡宮(中高根)…鎌倉の鶴岡八幡宮、館山の鶴谷八幡宮と共に『関東三鶴』として親しまれている。今回初めて連携会場として参加。12月2日(日)15時30分~、神楽の披露や餅投げが行われる。参加無料。

☆市原高校…連携会場。様々な空間で映画上映を行っている移動映画館キノ・イグルーによるDJスタイルのショートムービーショー『牛久シネマパラダイス』を体育館にて開催。12月1日(土)17~19時上映。料金500円。問小湊鉄道総務部 石川・白木
TEL 0436・21・3133

☆上総牛久駅前…牛久商店街のレトロな雰囲気の空き倉庫(時田酒店隣)で、市内在住、デイモン・ベイさんの写真展『フォト軸』を開催。何枚かの写真をつなぎ合わせ、美しい写真を1枚の和紙に印刷した縦長の作品。新作や大作もあり見応え十分。12月1日(土)・2日(日)10~16時。他、連携企画として、『牛久商店会暖簾プロジェクト』や、牛久駅前ぎゃらりぃ駅舎にて、今年5月に亡くなった絵本作家かこさとしさんの原画展『かこさとしと小湊鉄道』を開催。12月1日(土)・2日(日)10~16時。入場無料。『フォト軸』のみ『アートいちはら2018秋』のパスポートが必要。

ワークショップ体験や食も満喫

☆内田未来楽校…スマイルワークショップ(フォトスタンド作り)500円。12月1日(土)・2日(日)。音と物語のライブペインティング。12月1日(土)15時~。マーリエ・ウクレレコンサート。12月1日(土)11時~、13時30分~。アイリッシュハープコンサート。12月2日(日)13時30分~。内田未来カフェもオープン。

☆市原湖畔美術館…連携会場。『ジョゼ・デ・ギマランイス展』。一般1000円、大高生・65歳以上800円、中学生以下無料。※『アートいちはら2018秋』鑑賞パスポート提示で200円引き。

☆里見駅…連携会場。駅喫茶、産直品販売。12月1日(土)2日(日)8~15時。

☆旧里見小学校…ダンスパフォーマンス『時速30kmの銀河の旅 ノリカエ駅』。12月1日(土)・2日(日)11時~12時10分、13時~14時10分、14時40分~15時50分。『アートいちはら2018秋』パスポートで観覧可。クラフト作家などによるワークショップや作品販売をする里山マルシェは会期中毎日開催。里山食堂も毎日営業。10~16時。

☆cafeうさぎや…飯給駅前にあるカフェ。『珈琲と本と手しごとの詩』開催。古本市、ワークショップ、音楽紙芝居、キッズベリーダンス、飲食販売。

☆いちはらクオードの森…小沢敦志、栗田宏武の作品展示。

☆森ラジオ ステーション…月崎駅前にある鉄道保線員の元詰所小屋を苔と山野草で覆った木村崇人の作品。映画やドラマなどロケ地に使用されたり、作品裏のスペースでは結婚式が行われた人気スポット。ワークショップ『森ラジオ拡張計画/植樹による森のトンネルづくり』を開催。森ラジオ ステーションの隣に新たに植樹して森のトンネルを制作。
12月1日(土)14時15分~16時、12月2日(日)10時30分~12時、13時30分~15時。500円。中学生以下無料。毎回先着20人。

☆月出工舎…旧月出小学校。これまで月出工舎での企画展示やプロジェクト等に関わってきたアーティストや建築家、舞踏家など計13組が『2020からはじまること』をテーマに各人の作品や構想を展示。カフェ『TSUKIDEYA』では日替わりの1日店長が芋モンブラン等を用意。10~16時。

☆アートハウスあそうばらの谷・おもいでの家…会場となる古民家では、染織画家・西形彩庵の展示が公開されている。古民家にあふれる色とりどりの布と、音や光、香りのコラボレーションが醸し出す幻想的な空間を堪能。隣接するカフェ『おもいでの家』ではJA市原市女性組織の皆さんが作るおふくろの味が人気。営業時間11~14時(LO)。

『アートいちはら2018秋』鑑賞パスポートは300円。会期中有効。中学生以下・障がい者手帳所持者と介添者1人は無料。JR東日本「サンキュー?ちばフリーパス・フリー乗車券」提示で100円。各会場に無料駐車場あり。各会場を巡る無料周遊バスを運行。ルートやイベント詳細等については公式ウェブサイトで確認を。
https://ichihara-artmix.jp/

※掲載写真は今年撮影したものではありません。

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