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家族もよろこぶ バランスよく中華で鮮やかメニュー
- 2016/8/26
- 市原版, シティライフ掲載記事
7月9日(土)、有秋公民館主催で行われた『メンズクッキング』。参加した男性10名は鶏もも肉の簡単旨煮、春雨のサラダ、青梗菜のにんにくしょうゆ和え、トマトと卵のスープ、豆腐花風デザートの5種類に挑戦した。
講師は有秋地区在住の婦人会メンバー4名。「すでに暑さは厳しく、夏バテで食欲が減退されていませんか。酢の物ならさっぱりしていて食べやすいです。また鶏の胸肉はパサパサしていると敬遠される方もいますが、疲労回復の栄養効果は高いです。鶏もも肉と食べ比べてみましょう」との声で講座がスタート。
夕方5時スタートの同講座は、仕事帰りの男性でも料理を体験できるようにと計画された。実際に会社が終わって訪れた人は、「ちょっぴり疲れているけれど大丈夫。料理に期待」と意気込んだ。大好評だった『鶏もも肉の簡単旨煮』の一風変わった作り方(4人前)は以下。
鶏もも肉と胸肉を各1枚用意し、塩コショウを振る。フライパンにごま油を適量熱し、皮目から強火で両面に焼き色をつけておく。調味料は砂糖と醤油各大さじ3、酢大さじ1。香味野菜のにんにく1片、生姜10g、長ネギ1/2はみじん切りする。そしてポリ袋を2枚重ねた中に、調味料と香味野菜を合わせ入れ、さらに焼いた鶏肉も丸ごと入れて空気を抜いて口を閉じる。
袋に入れる時は、鶏肉の熱に注意。それをたっぷり沸かしたお湯の中へ投入、完全に沸騰したら弱火で5分ほど煮て火を止める。冷めるまでそのまま置いておくことで、余熱が充分に肉に伝わる効果あり。「後から鍋で煮るので、焼く時に中まで火が通らなくても大丈夫です。お湯の中で自然に熱が伝わるので焼くよりしっとりとして、まるでハムのように柔らかく美味しくなるんですよ」と講師も楽しそうだ。
ブロッコリーやカボチャ、エリンギ、パプリカ、ナスも一口大に切って電子レンジにかける。「色んな野菜の切り方にチャレンジしてください」との声に、「カボチャってこんなに固いの!?」とあちこちから驚く人の姿が見える。お皿に盛られた鶏肉と野菜はとても色鮮やかで、柔らかく絶妙な食感はもちろんのこと、見た目も楽しめる一品に。
「タレは冷蔵庫に入れるとジュレになります。ゼリー状にしても面白いですよ」と講師はアレンジ方法も伝授。「家にある調味料でできるメニューばかりなので試してみようと思います。新しく買っても使わない調味料が多いので嬉しいです」、「初めての参加で緊張しましたが、レシピを1個は覚えて帰りたかったので、これで大丈夫」と満足気な顔も多い。講師が自宅で調理してきたゴ―ヤの茹で南蛮風漬物も加えられ、色とりどりのメニューがテーブルを飾っていた。