こでまりの夢
~子育ては自然体で~
子どもが小さかった頃、家族で夏休みに秩父の三峯山に山登りをしたことがありました。今でも思い出すと、緑の深さ、蝉の鳴く声、滝の涼しさ、山々や花の美しさが目に浮かびます。
自然の素晴らしさは、森へ入って大木に触ってみると肌で感じられますね。大木になるほど、大きくしっかりと大地に根を張っていることもわかります。そんな自然の中に入ると、人間はとても小さく感じます。それと同時に、小さいことで悩んでいた自分にも気づきました。自然は、浄化させるパワーに充ちているのでしょう。「小さな人間の私が、小さな世界で悩み迷っているんだな…」そんなことに気づかせてくれるのも、大自然の中に身をゆだねた時なのかもしれません。
子どもを産んで育てるということは、自然であるということ自然の中に生かされているお陰で、命を授かり育てることができるのですね。ですから、子育ても自然体でやったらいいのだと思います。その方が、子どもは大木のように大きく根を張り、たくましく育つのではないでしょうか。それに気づくためにも、親である自分が大自然の中に身を置いて、感じてみることが大事なんだなと思いました。
この夏、子どもと一緒に思いっきり大自然を満喫して、大木のたくましさに触れてみてはいかがでしょうか? 子育ての悩みや迷いも小さく感じて、吹っ飛んでしまうかもしれませんよ。