じいちゃん、ばあちゃんパワーで地域住民の輪を広げる

 立春は過ぎたものの、冬のような日が続いた過日、茂原市の豊田福祉センターで作品展が開かれた。自主グループや豊田小児童、あゆみの家工作等の作品が展示され、中でも発足して半世紀以上経つ『新茂原寿会』の展示スペースは会員たちで大いに盛り上がっていた。  
 会長の今野勝見さんは「会員は約40名。大正生まれもいる70代男女がメインの長寿クラブ。毎週木曜に新茂原青年館に集まり、ワラや竹で作品づくりをしています。ワラは休耕田を借りて古代米を植えて刈り取り干して乾燥させたもの。夏の暑い最中に皆で汗を流したあとに飲む酒は旨いですよ」と話す。
 主な作品は縁起物だが、カーテンクリップなどの手芸品で、女性のアイディアが光ったものも。すぐ買い手がついた。また、話題となった東京スカイツリーを竹細工で仕上げた作品は一際目を引いた。
「豊田地区には13の自治会があるが、長寿クラブがあるのは4自治会だけ。地域フォーラム等で、他の自治会にもと働きかけている。そしてクラブの輪が広がり、地域活性化や独居老人の見守りなどをということが今求められていると思う」と、今野会長は真剣な眼差しで語った。
 センター内では、ボランティア会の皆さんによって、塩むすび、漬け物、豚汁が作られ、無料で来場者に振る舞われた。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  里山では、初夏に散房花序の白い小さな花をたくさん咲かせたガマズミが実っている頃です。スイカズラ科ガマズミ属のガマズミは高さ5メートルほどの…
  2. 『ほう ほう ほたる来い♪』『ひらいた ひらいた なんの花がひらいた♪』。毎月第1・第3水曜日、茂原市本納のほのおか館の2階からは『かなりや…
  3.  東金こども科学館にて、『自然の中のオオカミを知ろう』と題したパネル展が10/10(月・祝)まで開催されている。主催の『オオカミと里山を考え…
  4.  JR内房線姉ケ崎駅から南東へおよそ3㎞、約3200世帯9400人が暮らす市原市青葉台地区。高齢化が進む中、地域活性化を目指す『39PJ(サ…
  5.  毎月第1・3月曜日に、市原市福祉会館で開催されているのは『障がい者のヨーガ教室』。13時半から14時50分まで、講師の小林正子さんとアシス…
  6.  上総国の豪族・上総広常(?~1183)は、鎌倉幕府設立の功労者として歴史に名が刻まれる。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、広常が源頼…
  7.  茂原市谷本の住宅街で、工房・蔓gali(ツルガリ)を構える村越達也さんは、山葡萄(ぶどう)の籠バッグや財布を制作している。もとは旅行関係の…
  8.  大福山は市原市の最高峰。標高285mの山頂には日本武尊を祭った白鳥神社が鎮座し、東側の展望台からは北にスカイツリー、南には房総の山々が見渡…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  JR内房線姉ケ崎駅から南東へおよそ3㎞、約3200世帯9400人が暮らす市原市青葉台地区。高齢化が進む中、地域活性化を目指す『39PJ(サ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る