力士の迫力に来場者達が大興奮!

 9月2日(日)、茂原市市民体育館で開催された『大相撲錣山(しころやま)部屋ふれあい相撲』。第4回を迎えた同イベントは市教育委員会と実行委員会、錣山部屋茂原後援会の3団体が共催。例年、公開稽古や子ども達による力士に挑戦が行われてきたが、今回は初めての試みとしてこども相撲茂原場所も開催した。
 市教育委員会教育部体育課の石井知彦さんは開催当初から企画運営に携わっており、当日土俵の周りに集まった人々を見て嬉しそうに笑った。そして、「来場者の方々を決して飽きさせないよう、毎年新しい取り組みをしています。今年はこども相撲を行うことで、さらに多くの方にいらしていただき大盛況です。子どもたちは相撲に興味がないのではなく、やる機会がないだけ。色んな形でその場を提供するとともに、茂原市のひとつの文化として根付いていってくれたら」と語った。
 同館の屋外にある土俵上には、錣山部屋から18名の力士が登場。すぐに会場は大きな拍手に包まれた。錣山親方(元関脇 寺尾)と立田川親方(元小結 豊真将)のもと、開会セレモニーのあと始まったのは約1時間半に及ぶ公開稽古。力士たちが身体をぶつけ合い、お互いを土俵の外へ押しだしていく。親方たちが脇から指導を入れると、大きな気合いを入れる声が飛ぶ。その様子から、日々行われている稽古の厳しさが窺えた。「やっぱりテレビで見るより迫力があるね!」、「これは関取になるのはすごく大変なんだろうな」と来場者からの声。
 子ども相撲茂原場所では低学年の部に30人、高学年の部に14人が参加して白熱した戦いを見せた。低学年の部で優勝した東部台小学校2年の大木勇摩くんは、「柔道を習っているので技が少し似ていたかな。普段からご飯を5食食べて身体を大きくしています。相撲ができて楽しかったです」と笑顔で話した。決して身体が大きいから勝てるわけではない。特に土俵際の身のこなしは重要で、小さな身体で押し出されそうになっても、何度も諦めず相手に向かっていく子どもの姿に、会場は歓声に沸いた。
 そして、力士に挑戦には約20人の子ども達が参加。このコーナーでは力士が土俵を逃げ回ったり、子どもに押された後に片足を大きくあげてからゆっくりと倒れたりするなど、普段あまり見ることのできないお茶目な一面が披露された。お腹だけで子ども力士を跳ね返す様子を見せると、大人達から大きな笑いが巻き起こった。
 他、会場では相撲甚句や髪結い実演、太鼓打分など様々なイベントが続き、来場者は無料で振舞われたちゃんこ鍋を手に、とても満足していた。未来の力士が、もしかしたら茂原市から誕生するかも!?

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