【茂原市】情報求む! 茂原の歴史を発掘しよう

 現在、茂原市立美術館・郷土資料館では新たな『茂原市史』を編纂しており、歴史に関わる様々な情報を募集している。「茂原市は、茂原町、鶴枝村、五郷村、二宮本郷村、東郷村、豊田村の六ケ町村が合併して昭和27年に誕生。同47年に本納町と合併しました。最初に刊行された『茂原市史』は、本納町と合併する以前である昭和41年に1冊、昭和30年に『本納町史』1冊が刊行されたのみです。それから50年以上経過し、新たに市史をつくる必要性がでてきました。現在、新しい市史づくりのため、市内、市外の調査を進めており、10数年という期間をかけて刊行していく予定です」と話すのは、同館学芸員の岸波宗岳さん。手にするのは、江戸時代後期に人々が役所とのやりとりを書き記した御用留(ごようどめ)。

 今年3月まで開催されていた第2回テーマ展『鶴枝の豪農 高橋家の人々』では高橋家から寄付された多くの文書や写真、刀などが展示されていた。岸波さんは、「旧家の押し入れや蔵、神社仏閣、各自治会等で保管している場合など、色々な所にまだ資料は眠っていると思います。また、茂原の年中行事や方言、言い伝え等の民俗調査も行っています。現存する資料だけでなく、口承における民俗に詳しい方の情報をお持ちの方も、ぜひお知らせください」と呼びかける。
 新たな『茂原市史』は、原始・古代・中世、近世、近現代までの資料編3冊を手始めに通史上下巻2冊、ダイジェスト版1冊、計6冊を順次刊行していく予定だ。「3年後の茂原市市制70周年にあたる令和4年にまず1冊目となる原始・古代・中世資料編を刊行することになっています。かなり時間のかかる作業ですが、着実に進めていきたいです」と、岸波さんはまだ見ぬ茂原の歴史に意気込んだ。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  来週26日(土)に新しい住宅展示場プロジェクト『ちば家博』が東金市北之幸谷にグランドオープン。従来の展示場は大手住宅メーカーが多いが、こ…
  2.  毎年行われている千葉県調理師大会と料理コンクール。食材が豊富な千葉県の「千産千消」の推進寄与も目的とした同コンクールは、応募の料理を場内に…
  3.  ムラサキシキブ(紫式部)の見ごろである。弓なりに張り出した枝の葉の付け根ごとに3ミリの核果を沢山付ける。6月に咲いた淡紅紫色の花(4ミリ…
  4. 今も健在、観音掘りトンネル  日本には古来から「観音掘り」と言うトンネルの掘削工法があり、将棋の駒に似た上部の尖った形状をしています。トンネ…
  5.  市原市在住の中森敏夫さん(64)は、子どもの頃から好きだったプラモデル作りが高じて、大人になってからは鉄道のジオラマや建築の模型などを含め…
  6.  市原市の上総更級公園を中心に開催される『上総いちはら国府祭り』は、今年で第9回を迎える。10月5日(土)、6日(日)の両日に渡って開催時…
  7.  防犯特集第2回は、第1回に続き「電話de詐欺」について、その手口の変遷と、最も新しい方法を紹介する。  手口の変化は、犯人グループが警察…
  8. きかんしゃトーマス ファミリーミュージカル ソドー島のたからもの 5年間で30万人以上を動員した大人気ミュージカルがみんなの街にやってくる!…

ピックアップ記事

  1.  来週26日(土)に新しい住宅展示場プロジェクト『ちば家博』が東金市北之幸谷にグランドオープン。従来の展示場は大手住宅メーカーが多いが、こ…

イベント情報まとめ

  1. ◆サークル 名曲を歌う会 第2・4(火)  14時半~16時 ギャラリーMUDA(ちはら台駅2分) 1回1,300 円、体験半額 ピアノ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る