直線縫いでパッチワーク

 菊間コミュニティ・保健福祉センターで『やさしいパッチワーク』(全6回)が4月から始まった。聴覚障がいのある栗原君江さん(日本手芸普及協会会員)が手話通訳者を伴って教えたのはペットボトルカバー。
 初日、参加者10名は8枚組み2柄、16枚組み1柄、計32枚の布を作った。厚紙を3センチ角の型紙にして鉛筆で生地に印を付け、周囲に1センチ弱の縫いしろをつけ裁断。できたら16枚組みの柄を1コマずつ空け市松模様に横8列縦4列に並べ、空いたところに残りの柄を交互に置き配置を決めた。それぞれ布片に番号をつけたら今回は終わり。 
 次回から縫うので栗原さんが「パッチワーク用の糸と針で細かく」とお手本を見せると、縫い目の正確さに参加者は感心していた。「はじめに横8枚を縫って32枚をつなげる」そうだ。あとは幅24センチで長さ6.5センチの布を上部に、4センチの布を下部につけて1枚に。それにキルト芯と裏布を重ねて縫いキルティングし、できた布を半分に折り、脇を縫い、24×5センチの口布をつける。それぞれ縫いしろは別にとる。下部も縫い合わせ底に三角マチを作って筒状にすると完成。栗原さんは同センターで障害者手帳を持つ方対象の講座も開いている。

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