美しく華やかに上を目指す

 3月27日、市原市緑地運動公園内の臨海体育館で『第26回千葉南支部ダンススポーツ競技大会』が開催された。主催は『千葉県ダンススポーツ連盟千葉南支部』。午前のラテンの部に約170組、午後からのスタンダードの部には約300組が参加、色とりどりのドレスがフロアに舞った。
 参加者は関東圏内のサークルや教室で社交ダンスをたしなむ人たち。A~D級、1~6級と10段階のレベルがあり、同大会では一部の級のみ試合が行われた。ラテンの部でチャチャチャ、サンバ、ルンバとスペインの闘牛を模したパソドブレ、スタンダードの部ではワルツ、タンゴ、クイックステップ、スローフォックストロットのそれぞれ4種目の中から、レベルに応じてひとつの試合で2、3種目を踊った。背番号をつけた複数のカップルが同時に踊り、審査員が技術と芸術性を基準に優れたカップルを選ぶ。予選、準決勝を勝ち抜いた6組が決勝で競技。大会で決勝に残れば昇級することができる。曲名は知らされておらず、流れてきた音楽にすぐに乗れるカップルもいれば、ステップを合わせながらゆっくりと踊り出すカップルも。やや露出度の高い衣装でセクシーに踊るラテンと、カラフルなドレスに身を包み優雅に踊るスタンダード。どちらも華やかで観る人を惹きつける。試合前には「7番!」など気合の入った声援が飛び、会場は始終、熱気に包まれていた。市内の大会初、11歳以下が対象のジュブナイル戦も繰り広げられ、正装に身を包み小さな体で懸命に踊る子どもたちの微笑ましい姿が見られた。途中、同大会名誉顧問の小出譲治市長も激励の挨拶にかけつけた。 
 15歳以下が対象のジュニア戦、ラテン部門で優勝した小6の芳野萌衣(めい)さんと上岡向日葵(ひまり)さんは「踊りが評価されて嬉しい。達成感がある」と生き生きとした表情で話した。ジュブナイル戦、ラテン部門で準優勝だった小2の林心美(ここみ)ちゃんと末吉穂乃花ちゃんは仲良しカップル。「手をピンと伸ばすように意識した。次は優勝を狙いたい」とニコニコ顔。C級戦、ラテン2部門で優勝と準優勝に輝いた田中幸宏、令子夫妻は「健康のために15年前に始め、やみつきになっています。夫婦だと練習時間が合わせやすい。表彰台に上がれることが嬉しい」と話した。
「カップルで踊るのは楽しいですよ。ただ、社交ダンスを楽しむ人は増えているが競技人口は減っている。大会に出場すれば確実に上手になるので挑戦してみてほしい」と実行委員長の田丸浩さん。

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