43年の歴史をこれからも、みんなで引き継いでいく

有秋台バドミントン協会

 有秋台地区を中心に30代から70代の男女60名が集う『有秋台バドミントン協会』。1974年の設立以来43年間途絶えることなく紡がれてきた歴史は、現在強力なチームの絆となって大きく活躍する選手を生み出している。代表の八木昭夫さん(62)は、「最近は経験者の方の入会も増えましたが、設立当初は初心者の方がほとんどでした。私は経験者ですが、西小のグラウンドで野球をしていた23歳の時、たまたま体育館を覗いたことがきっかけで入りました」と話す。
 同会の活動は、有秋西小学校と三井化学㈱の体育館の2カ所で行われており、どちらの参加でも可能。「西小は土日、三井化学は平日の利用になるので、自由に使える時間によって参加者が変わってきます。西小は平日会社勤務の人が多いですね」と八木さんは続ける。各自でストレッチなどを済ませた後、練習はネットを挟んでの基礎打ちからスタート。ドライブやドロップ、プッシュ、スマッシュ、ヘアピンなどのストローク練習を終えたら、くじ引きでペアを決めて2ゲーム行う。男女混合ペアとすることで、会員間のコミュニケーションを図ることも目的としている。その後はレベルごとに分かれて練習やゲームを繰り返す。
 「みなさん自主的に元気に練習に取り組んでくれています。世代が幅広いので色んな話ができて、心が若返るようです。この協会も、昔は80人以上メンバーがいた時もあるんですよ」と話すのは、設立者である村田勝子さん。1974年、2年前に亡くなった夫の英臣さんの転勤で、山口県岩国市から市原へ移り住んだ勝子さん。夫婦でバドミントンを趣味としていて、市原市へ来たらすぐにクラブを結成することを約束していたという。岩国市で作ったクラブにも120人が在籍していたが、今度は全くの知らない土地でのスタート。その時代はまだバトミントンというスポーツ自体を経験している人は少なかった。体育館や公園、川沿いの土手で練習している時に、居合わせた知らない人にどんどん声をかけるという勧誘方法だった。結果、勝子さんの人柄もあってか、人数は一気に50名近くに増えたとか。
 今では当時のメンバーの子どもが成長して同会に在籍しており、石井朋子さんもそのうちの1人である。「私は結婚して石井になったのですが、偶然同じ名字の石井千春さんとダブルスを組んでいます。私は失敗すると顔に出てしまうタイプで、千春さんはそんな私を支えてくれる信頼できる存在です」と明かす。石井ペアは昨年12月に開催された全日本レディース大会ダブルス2部(年齢別)で準優勝を獲得した。千春さんは協会女性陣のコーチであり、「年齢層が幅広いこと、協会の歴史が長いことを考えると、コーチを初めに打診された時は驚きと不安がありました。でも技術をメンバーに指導して、彼女達の達成できた時の嬉しそうな顔を見ることで自分の自信にも繋がります。協会内のメンバーは、何かあれば心配しあえるような存在。これからも続けていきたいですね」と熱く語った。他、団体戦でも昨年11月に関東レディース大会で見事二度目の優勝を果たした同協会。
 多くが知り合いを伝って入会するが、もちろん初心者や1人でも参加可能。「2会場で行っているので、普段顔を合わせないメンバーもいます。そのため、毎年11月に協会内での交流試合をしたり、大抽選会や食べ物を持ち寄ってパーティをします」と話す八木さんは、「まずは若い人と男性のメンバーを増やしたいですね。忙しくてなかなか参加できない人もいますが、協会で発行している新聞『コミュ二カ』も配布していますので、ぜひ参加をお待ちしています」と続けた。『コミュ二カ』は村田英臣さんがかつて始めた新聞で、今も毎月発行されている。今年4月で288号の発行となり、内容は協会内の連絡事項や大会情報、会員からの投稿など多岐に渡る。共通の話題をもてることで、さらに年齢の壁を越えた会話ができるのではないだろうか。
 会費は月1500円。有秋西小学校は毎週(土)16時から18時30分、(日)9時30分から12時。三井化学体育館は毎週(月)・(火)・(木)の9時から12時まで。詳細は問合せを。

問合せ 八木さん
TEL 080・8701・5520

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