【市原市】世界に1つだけの花をつくって

 4月27日(土)、有秋公民館主催で行われた『フラワーアレンジ』には7名の男女が集まった。5月12日(日)の母の日を控えていたこともあり、講座ではピンク色のカーネーションやバラを含めた計9種類の花々が並べられた。講師は有秋台でフラワーショップを営み、公益社団法人日本フラワーデザイナー協会認定の講師資格を持つ川本葉子さん。

「フラワーアレンジメントは元々欧米発祥です。それが現代では日本の伝統である生け花とうまく融合しています。花は人生の様々な場面に登場する身近なもの。季節によって異なる花を楽しみ、癒されてください」と、説明した。

 アレンジで重要なのはバランスのとり方。たとえ小さな器の中であっても、自然界の花々にあるような高低を出すことがコツだとか。ポイントになる花で三角形を作り、そのまわりにサブとなる花を入れていくとバランスはとれるという。
 「バラやガーベラなど大きな花はなるべく手前に。かすみ草やブルースターなど小さな花は上部に持ってくるといいでしょう。茎を切る時は、水分を吸いやすいように斜めにしてください」というアドバイスに耳を傾け、参加者たちは悩みながらも花の位置を決めていく。

完成した作品にはそれぞれの個性が現れていて、同じ花を使っているのにイメージは異なるものに。口々に「初めは緊張したけれど、始めたら迷いがなかったです」、「これはまだ蕾だから咲いたらどんな風になるかな」と感想を話してはお互いの作品を眺めていた。

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