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終活のお話~エンディングノート~
- 2022/7/14
- 市原版, シティライフ掲載記事
周囲に迷惑をかけず人生を終わらすための『終活』。身の回りの品や資産の整理などの準備を行い、人生のセカンドステージをより良く過ごすためにライフスタイルを見つめ直します。「人生のエンディングを考える」ことで、老後の不安を解消していく作業ともいえます。中でも特に注目されているのは『エンディングノート』です。重要な情報を整理して分かりやすく家族に伝え、どのようにしてほしいかという希望も示すことができます。
例えば家族にとって大変な遺品整理も、できるだけ事前に物を減らしておき、処分が必要なものをどのようにするかなど、エンディングノートで明確にしておくと家族の負担が減ります。さらに忘れてならないのは『デジタル終活』。パソコンやスマートフォンなどのアドレス帳登録の個人情報、写真や動画、クレジットカードなどの取引情報など、様々なデータを生前に整理しておきましょう。家族に残したいデータは、集約してその場所をエンディングノートに残し、人には見られたくないデータは自分で処分するか、処理してもらえるように明確にしておくことが大事です。保険や年金、印鑑・通帳、暗証番号やID・パスワードなど、財産の整理や相続、各種手続きに関しても、情報が不足していると家族が家探しすることになるので、これも在りかを明確に記しておきましょう。
エンディングノートは、自身のこと、交友関係、延命措置や終末期医療、葬儀方法などに関しての希望なども記します。ノートをもとに家族と話すことも良いでしょう。市販もされていますので、ここから『終活』を始めてみてはいかがでしょうか。